設計事務所のブログ
by kawazoede
古いスイッチ

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事務所にてスタッフと案をまとめる作業に入る。

 

午後、planar houseの現場へ。建築主と定例打合せを行う。大工工事は床のフローリングを施工中だった。

 

事務所に戻り引き続き検討を行う。

 

事務所が入居させて頂いている新港貿易会館は、竣工が昭和683年が経過した役の事務所ビル。随所に歴史を感じる物がある。何時も気になっていた階段の照明についているスイッチもその一つ。

写真は上から恐らく最も古いと思われるスイッチ、次いでその後と思われるもの、最後は私の事務所用に取り換えたaizaraさんのプレート。

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なぜ古いスイッチが残ったのか、、、サブ階段の踊り場で目立たない個所の為、使いやすそうな新しい商品に変えられなかったのかも知れない。しかし最大の要因は機能のシンプルさ、必要性、耐久性かと思う。現存する古建築が名建築である事の理由も同じと言える。スイッチを見て一考してみた。


by kawazoede | 2014-04-04 22:40 | 日記
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