設計事務所のブログ
by kawazoede
設計者の仕事

512

先日、実施設計の打合せの際、心地良く感じる建築、逆に不快に感じる建築について少し私の考えをお話しする機会があった。

建築に感じる違いが具体的に何故かを言い当てる事は、簡単では無い。

例えば、巾木が空間の有り方に対して大き過ぎる場合、空間は狭く感じるし、すっきりとは見えない。

その様な、細かい部分に目を向け、それが建築的に合っているかを判断出来るとすれば、建築の知識は深いと言えるかもしれない。

ディテールに限らず、構成、形態、色彩などかなり多くの要素の集合体が、建築を作り上げる。

設計者はそれらをコントロールする仕事と考えている。


by kawazoede | 2015-05-12 23:12 | 日記
<< 距離感 富士山 >>