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5月4日
朝、検討中の敷地の再確認でパートナーと現地に向う。 確認後、そのまま但馬方面へ。 すっかり気温も上がり、夏の暑さになっている。行楽の車も多い。 豊岡市の「床瀬そば」に予約を入れていた。民家風の玄関土間・座敷・縁側があり、直ぐ脇を流れる川の音と山から鳥の声が聞える。15年程前に、一度立ち寄った事が有った。その時と佇まいは変っていない様に感じる。ただ、来客がエントランスにあふれていた。こんな山間にぽつんと有るお店を良く知っている物だ、と思う。名物の蕎麦、松葉肉、山菜の精進揚げをオーダー。ノンアルコール・ビールと、生ビールでパートナーと美味しく頂く。 同じく豊岡市内の但馬国府・国分寺館へ。途中、同じ設計者である栗生明氏による植村直己冒険館に立ち寄る。此処には既に3回ほど訪れている。アプローチの軸線がそのまま建物の中心を貫き、緊張感のある空間を作り出している。好きな建築である。たしか「クレパス」の様な空間がコンセプトだったと思う。建物の裏手に廻ると後で増築された建築があった。来客も多く、今でも活き活きとしたイメージが残った。 但馬国府・国分寺館は、4つの併置された木壁の大きなブロックと、それをつなぐガラス貼りのブロックで構成されている。展示物は興味深い物が多かった。しかしながら、栗生氏が得意とされている先程の植村直己冒険館のような空間の緊張感が無い。エントランスへのアプローチは広い砂利敷の庭を横に見ながらで、今ひとつコンセプトが読めなかった。残念ながら来客も比してかなり少ない。施設自体の運営上だけの問題ではなさそうだ。 もう1箇所寄る予定が、渋滞で車が進まず断念。アトリエに戻る。 昨日に引き続き計画案を検討。
by kawazoede
| 2008-05-05 01:12
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