設計事務所の日記
by kawazoede
カテゴリ:旅( 22 )
鳥取へ

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展示施設の設計の参考にと、鳥取の植田正治写真美術館へ。

お昼を、近くのお蕎麦屋さん八郷の里でいただく。

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古民家を利用した店舗。つい、柱や梁、ディテールなどをまじまじと見てしまう。

お蕎麦もおいしく満足し、美術館へ。

以前よりチェックしていたがタイミングを逸し、今回が初めてとなった。

大山に対峙するような形をとり、展示室のボックスの隙間に、その姿を見ることが出来る。

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良いスケール感とシークエンス。

展示の写真もすっかり見入ってしまった。

植田正治氏の写真の中でも重要なロケーションとなっている鳥取砂丘へ。

20年以上前に一度訪れたことがあった。その際は強い雨で、日本で感じることが出来る砂漠のような風景を見ることが出来なかった。

今回は梅雨の晴れ間で、思う風景を見ることが出来た。

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空、砂丘、海のみの風景はやはりインパクトが強い。

鳥取の観光資源の豊かさを感じる。


by kawazoede | 2017-07-02 23:48 | | Comments(0)
高知と愛媛の建築ツアー
2月16日~17日
姫路駅にて同業のM夫妻と待合わせ。建築研修ツアーだった。瀬戸大橋から高知市に向かう。途中の道、所々、山間部で雪が残っていたが予定の所要時間で市内入りする事ができた。
 
丁度、お昼の時間となり「鍋焼きラーメン」なる物を食べる事にした。ネットの検索に掛かった「ちゅるちゅる」さんへ。セットにある「たまごご飯」に惹かれオーダー。鍋焼きは当然だが、熱が冷めず、熱々で美味しく頂く。
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牧野富太郎記念館へ。大断面集成材の梁、中庭が、設計者である内藤氏らしいデザイン。
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直ぐ近くにある竹林寺・納骨堂へ。先程の大空間のスケールと、住宅スケールの木の使い方の違いが面白い。繊細な空間。
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坂本龍馬記念館へ。外観のインパクトの強さは健在、しかし外観から内部へのシークエンス、展示空間、経年変化のあり方にやや疑問を感じる。
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やなせたかし記念館(アンパンマンミュージアム)へ。バイキンメカが見え始める。不思議とテンションが上がってしまう。展示室の絵は、やなせさんのご意向で撮影可能となっている。アンパンマンのアニメを見て育った世代ではないが、惹かれてしまう。
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宿泊はオーベルジュ土佐山さんだった。シークエンスからディテールまで良い勉強をさせていただいた。お食事も美味しく頂く。
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2日目
再び高知市内へ。
龍馬の生まれたまち記念館に到着。昨日の坂本龍馬記念館と、建築と展示内容の趣が異なる。
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高知駅へ。ここでも大断面集成材の大架構。建築デザインへの積極的な木材の利用が、好印象を与える時代となった。
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西に移動し、雲の上ホテルへ。此方のギャラリーが今回の見学目的だった。ホテルから温泉施設への繋ぎの建築としての意味もあるようだ。下から見上げると、木造集成材のすばらしい構造美だった。宙に浮いた空間は、その渡り廊下としての機能のみのようだ。外観のインパクトと内部空間の用途に、ややギャップを感じる。
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そこから約2kmの、梼原町役場へ。此方も木造集成材を内部で見せるデザイン。外装は杉板のパネル。木材は共通の要素となっている。
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更に直ぐ近くの、雲の上のホテル別館(マルシェ・ユスハラ)へ。梼原町役場と外壁のあり方は近いが、正面の素材に茅を使用されている。よく見ると茅葺のパネルと壁に結構、隙間があるようだ。設計時の想定範囲なのだろうか?
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地道を北上し、松山市へ。閉館時間の15分前に何とか伊丹十三記念館に到着。囲い庭の有るロの字型の平面。展示スペースが、建物全体の規模に対して若干小さい感じを受ける。ディテール、素材への気遣いが感じられる。それぞれ建築家の特徴が出るものだと思う。また、ここも木造建築。
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ツアー最後の〆は饂飩だった。美味しい。建築研修と食事に満足の2日だった。
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by kawazoede | 2014-02-17 23:00 | | Comments(0)
Bali島の旅(2012年3月)
タイ・バンコクでトランジット。
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インドネシア・バリ島・デンパサール空港に昼過ぎ着。

ホテルはスミニャックのW-hotel。今回もパートナーのチョイスだった。
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ホテルはインド洋に面した立地。海からは絶えず大き目の波が打ち寄せてくる。
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料理は日本食にも近いエッセンスを感じる。美味しい。
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2日目、事前にチェックしていたJegogの公演を聴くためウブドへ。車をチャーターした。道が狭く、車が多いため片道2時間弱の行程。
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途中の道、水田の美しい風景に車を止めてもらう。遠くて近い不思議な感覚。日本もインドネシアも、水田でつながる文化圏の一部である事を感じる。
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残念ながら目当てのJegogは急遽、お祭りで中止になっていた。

ウブドの街を散策。
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夕食のみ頂き、来た道を戻る。収穫が少ない帰りの道は遠い。


3日目、スミニャックの町を散策。くねくねと曲がった道に小さなお店が連なっている。道幅も狭く、車とバイクで渋滞が激しい。
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それに比し、沿道から入る路地は落ち着いた空間が広がっているようだ。
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4日目の朝、クタビーチヘ。スミニャックからは比較的近い。午前中、波と戯れる。
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ホテルのコンシェルジェで調べてもらうと、見損ねたJegogの公演が滞在中に行われる事がわかった。正確な場所と時間を調べ再びウブドへ。


ウブドの中心部から数キロはずれた寺院に到着。回りは水田とジャングル。
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寺院に併設されている舞台が会場だった。
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念願のJegogを聴くことが出来た。
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Jegogは元々、島の西のヌガラ地方の音楽。ヌガラで取れる巨大な竹で作った楽器を演奏する。竹の楽器だけの演奏だったものが、近年、他の楽器、舞踏も混ざっているようだ。大変、楽しめる内容だった。
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バリ島の余韻を残しつつ、来たルートで寒さの残る早春の関空へ。
by kawazoede | 2012-09-06 22:07 | | Comments(0)
由布院
8月10日
早朝、新神戸駅へ。帰省ラッシュを避け、今年はお盆休みを前倒しした。博多駅から由布院までの予約の特急列車に乗り換えの筈が、豪雨災害で一部区間がバスの乗り換えとなっていた。急遽ルートを変更し、予定より1時間遅れて到着。由布院駅は好きな建築でもある。
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「玉の湯」さん泊。
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by kawazoede | 2012-08-13 20:42 | | Comments(0)
常夏の・・・
1月16日~19日
未明、羽田からホノルルへ。

今回、両親の付き添いで、パートナーと2人、ツアコンを兼ねての旅行となった。

ビーチを歩き、夕日を眺め、洋上でアオウミガメとクジラに遭遇し、軽く泳ぎ、ゆっくりした時間を過ごす。

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by kawazoede | 2011-01-20 23:01 | | Comments(0)
青森と岩手
10月6日
中尊寺、その他幾つかのスポットへ。
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ここまで南下すると、民家の屋根の形状の特性は大分感じられなくなった。ただ、素材的には金属板が殆どで、瓦は稀有だった様に思う。

盛岡市内を散策後、花巻空港から伊丹空港へ。
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アトリエに無事戻る。詳しい旅行記は後日UPしたいと思う。


10月5日
朝、朝食前に周辺を散歩。
林檎の収穫時期に入り、林檎畑が美しい。
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奥入瀬渓流、十和田市現代美術館へ。
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昨日より南下し、民家の屋根の形状の変化が徐々に感じられる。
気候性、地域性など関係性がありそうだ。

岩手泊。

10月4日
早朝、伊丹空港へ。パートナー、パートナー母と青森行きの飛行機に搭乗。

予報通り、現地は雨。

青森県立美術館など見学。
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青森では、民家の屋根の形状に目が行く。切妻の変形で、片側だけが長い形が多い。方位との関係性は低い。どうやら雪の処理がポイントとなっている様だ。屋根から落ちて積もる雪を片側に集める意図がある。その形状も無落雪型など、未だ変化の過程にあって、厳しい冬の対策に技術的な進化が必要とされている。

青森泊。
by kawazoede | 2010-10-06 23:05 | | Comments(0)
イサム・ノグチ庭園美術館
7月30日
今日は事務所の研修で、香川へ行く予定としている。
パートナーとアトリエを出発し、途中、スタッフと合流。Yご夫妻+R太郎くんが別の車で、更に合流。

昼食を、高松市の四国村内の讃岐うどん「わら屋」さんで取る事にしていた。人数が多い時にしかオ-ダー出来ない「家族うどん」を頂く。ダシのとっくりも熱々で、美味しく頂く。

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その後、四国村内を散策。小民家等が移築された回遊式の庭園で、比較的起伏の多い道を歩く。1時間半のコースを足早に1時間弱で廻る。

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今回の主な見学目的である、イサム・ノグチ庭園美術館へ。今回で2回目の訪問となった。予約制で事前の申し込みが必要である。ツアーの最初に、ショップがある平屋の建物で参加者に簡単な説明が行われる。その後、アトリエ、蔵、住居、庭園を見学。以前訪れた際も、アトリエを取り囲む石積みの塀が素晴らしいと感じていた。円形に配置された塀は、敷地外部からの距離を保ち、内部に彫刻と円形平面が作り出す独特の庭が出来上がっている。塀の円は人の出入り口となっている2箇所で切れている。今回新たに気付いた事として、その塀の高さのコントロールが有る。人の出入り口部分で低く(約1.7m)、外部との視線をカットすべきアトリエの正面に面する部分で高く(約2.2m)なり、緩やかに高さの差が取られていた。巧妙な空間デザインと思う。
最後に丘を登り、辺りを一望できる彫刻庭園へ。そこに大きな卵形の彫刻が有る。晩年、石への加工が徐々に少なくなり、自然の形をそのまま使う様に変化したと聞く。そこに置かれた石には確かに、小さな穴が数個空けられただけである。感慨深くその石を見させてもらう。
因みに美術館では写真の撮影は禁止されている。写真は、敷地外から撮った円形の塀。

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夕食を、美術館から近くの「骨付鳥 一鶴」さんで取る事にしていた。予定が旨く合わず伸び伸びとなってしまっていた、新人スタッフM君の歓迎会も兼ねた食事会となった。「一鶴」さんは9年ほど前に、設計監理した「高瀬の家」の際、建築主に昼食で連れてきて貰った事があった。その際の好印象の記憶が残り、今回再び訪れる事にした。鳥のもも肉をオイル、にんにく等でスパイシーに、表面はカリカリに焼き上げられている。やっぱり美味しい。

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満腹になり岐路に着く。
by kawazoede | 2009-07-30 23:37 | | Comments(0)
広島ツアー
5月5日
朝、パートナーと西方向へ出発。
中国道、山陽道を通り広島市内へ。広島市内の現代建築を見学する事にした。個人住宅は諦め、店舗等を主にピックアップした。最初に到着した建築のレストランカフェ・floatでランチを頂く。
その後、市内の幾つかの建築を見学。雑誌やネットで得られる情報より、現地を訪れた時の発見は遥かに多い。スケール感や、仕上りの状態、空間のあり方は、実際見なければなかなか掴めない。写真で外観や空間のインパクトは相当な物であっても、実際を見るとディテールの粗さに目が行き、期待した程のインパクトが無かったり、逆に写真でディテールが気になっていたものが、実際の物はそれを上回るインパクトがあったりで、今日もかなりの刺激が有った。

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広島市を後に、呉市へ。以前より見たいと思っていた、「大和ミュージアム」に向う。到着すると駐車場、館内ともかなりの渋滞。展示物も十分に見る事が出来なかったが、目当ての「大和」1/10模型、零戦62型は確りとカメラに収めることが出来た。二つの大型展示エリアは、スロープを使い回遊できるプランで、高さを変えて多角度から展示物を見る事が出来る。良いプランと思う。

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時間は既に16時前。帰路につくことにした。
途中、御当地の物をと、広島風お好み焼き、尾道ラーメンを頂く。

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特に、大きな渋滞に巻込まれる事も無く、アトリエに戻る。
by kawazoede | 2009-05-05 22:26 | | Comments(0)
山陰
1月4日
朝、支度しパートナー、パートナー母と山陰方面へ。中国道から米子道を通る。蒜山の付近まで徐々に側道の雪が道幅を狭くしている。それでも天気は問題なく、車は速いペースで進む。蒜山サービスエリアで一休み。大山も雪化粧している。米子道の途中、絶景のポイントがあったが、車を止める事が出来ず横目に見ながら通り過ぎる。

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足立美術館へ。庭園は回遊式に見えたが、庭に出る事は出来ない。枯山水とも有るが水を使っている事を考えると、そうとは言い切れ無いように思う。

境港港へ。「みなとさかい交流館」へ。
直ぐ横に駅があり、そこから「水木しげるロード」が続いている。なかなか楽しい。知っている妖怪には直ぐにはお目にかかれないようだ。

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再び、「みなとさかい交流館」へ。外観の印象は設計の高松氏らしい物だった。中に入ると、外観ほどのインパクトが無い。外観から感じる壮大さが、内部まではデザインされていない。大きなガラスの塔の存在も、内部では最上階のみでしか感じる事が出来ない。少し釈然としないまま、現地を後にする。

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今日の宿泊は、東光園(設計:菊竹清訓氏)だった。実はこれで3度目の利用である。パートナー・父がかつて好きな建築として、一度つれて来てもらった事が有った。着いて直ぐに、建物を散策。友人Y氏のお話しに有った「空虚」も確認。

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その後、東光園から直ぐ近くの海岸線を歩く。自分が育った海と違い、波が荒い。綺麗な海岸線だった。夏の訪問も良いかもしれない。

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ゆっくりお湯につかり、自慢の料理をお酒と共に美味しくいただく。
その後、深く眠る。

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by kawazoede | 2009-01-05 22:19 | | Comments(0)
べにや無何有
10月27日
朝、「べにや無何有」でおこなわれている「ヨガ」を初体験した。50分程だったが、自分の体の硬さに改めて気付く。ヨガに心と体のバランスを感じる。
ヨガは、「方林」と言われる列柱のホールで行われた。ここは特に何かをする為の場としてではなく、ゆっくりと過ごす為として、小さな座布団が置かれているだけの空間である。其処から見える雑木の風景が気持ちよい。

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「べにや無何有」の改修設計は竹山聖氏によるもの。
全体に和を感じるデザインだったように思う。ここで言う和とは「ものの儚さ」で、微妙なバランスの崩れ、材料の潔い使い方、素材の経年変化を楽しむといった事である。
空間、お風呂、食事とリラックスした時間を持つ事が出来た。


朝食後、山代温泉を出発。
永平寺にむかう。山の奥深くひっそりしたイメージだったが、門前に町が出来上がり、独特の客引きが少し煩わしく感じる。
永平寺・通用門に入ると入り口から、靴を持ち床に上がってしまう。どうなるのかと思っていたが、永平寺の参拝は全て屋根の掛かった建物、渡り廊下で繋がっている。寒い地域ならではの構造かもしれない。映像で良く見た渡り廊下の階段を抜け、少し視界が開けた所に仏殿が見える。その奥に法殿が控えているが、此方の建築の存在感がより強い。渡り廊下からの距離感と屋根の高さ、構成がそう感じさせるのかもしれない。

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参拝のコースの最後に山門を見ることが出来る。通常、山門と言えば門の正面から土足で通過する物だが、ここでは床が設けられ、横に渡り廊下が繋がっている。その為、門ひいては伽藍配置全体の中心軸と正面性が弱められている。

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帰路に着く。
途中、建築主、施工者、スタッフと電話で遣り取り。

アトリエに戻る。メールの回答を作成。スタッフと電話にて計画案の図面・スケッチを打合せ。
by kawazoede | 2008-10-27 21:32 | | Comments(0)