設計事務所の日記
by kawazoede
施工図チェック
1月18日
朝、高床の家の現場へ。内樋の納まりを打合せする。問題点は想像がついたが、既に解決策を検討されていた。OKを出し、進めてもらう。今日は大工工事、板金工事が行われている。フローリングも近々、現場に入ってくるようだ。
増改築の計画の件で、紹介者を尋ねる。思いの外、費用が掛かるため相談をと思い、話をする。結果、進めることで一致した。急いで実施図を作成しなくてならない。コラボのN氏に打合せ要請の電話を入れる。明日、早速打合せすることにする。
平岡町の家へ。フローリングも終わり、枠廻りに大工工事は移行している。設備のコンセント、スイッチ、その他弱電のボックスが付いている。展開図と電気設備図を見合わせながら現場をチェックしていく。
事務所へ移動。昨日の続きで模型を作成する。2案作成。
プレカット図をチェックする。どうやら、製材所が作成した図面を施工管理者はそのままスルーパスして送ってきた様だ。最近、施工図や設計図を読まない施工者を偶に見かける。段取りとコストコントロールだけで終っているのではないか、と残念に思う。
アトリエに戻り、計画案作成。
# by kawazoede | 2007-01-19 07:14 | 日記 | Comments(0)
粛々と
1月17日
アトリエに追加工事の見積が届いていた。査定し建築主に報告のメールを送る。午前中は、姫路I邸のプレカット図をチェックする。数箇所間違いがあった。その他図面の不足もあった為、追加頂くよう指示を出す。
灘区の計画案を検討する。その後、別の計画案の検討用模型を作成する。久しぶりにカッターを手に、模型を作る。夕方までに一つ完成した。
アトリエに戻る。造園の見積が届いていた。ほぼ予定額での見積で、電話で発注を掛ける。気がかりは庇の下に植える予定にしているハイビャクシンである。雨がかかりにくく枯れる心配もある。当面、根が付くまで水遣りを注意しなくてはならない。
アトリエにて計画案を検討。
# by kawazoede | 2007-01-18 08:21 | 日記 | Comments(0)
新しい展開
1月16日
事務所に向かう。
午前中、知人から頼まれていたHPの作成を行う。作りかけのデータに手を入れ、一先ず完成。
午後、アクリルケースを購入にハンズへ。片道1.5キロの道のりは歩くと良い運動である。夏は暑くて駄目だが、それ以外のシーズンで休み時間に歩くことを少し考えても良いかもしれない。東公園にテントが張られている。何かと考えると、阪神・淡路大震災の式典ではないだろうか?
造園の見積用図面を作成する。先日のハイビャクシン、大き目の砕石を配置する計画で、アトリエ東面のオープンスペースに少なからずイメージの変化があると思う。作成しファックスを送る。
計画案を検討。プランと断面の関係性が大きく、平行して進める。住宅設計を平面ベースで考える手法は一般的ではあるが、新たなデザインを展開するために、空間を立体的に捉える事が今まで以上に必要と感じている。
アトリエへの帰路の途中にオーダーキッチンのE社のショールームがある。高床の家のキッチンの件で立ち寄り、確認を行う。床に使うタイルに合わせて色見本帳の色品番を伝えていたが、天板の人工大理石とのバランスが不安だった。先に選んだ色と殆ど見た目は変らないと思われたが、色合わせしタイルより天板に近い白色に変更する。
アトリエに戻り、コンセプトモデルのエスキスを行う。アイディアが纏まってきた。
不測の事態で急に忙しくなってしまった。時間はどんどん過ぎていく。気を取り直して取り掛かる。
# by kawazoede | 2007-01-16 23:45 | 日記 | Comments(0)
車の修理完了
1月15日
高床の家の現場へ。今日は板金工事の打合せを予定している。現場に着くと生コン車とポンプ車が目に入る。玄関の打ち放し塀で、高さは3.55mある。型枠は複雑な形ではないが「ジャンカ」が気になり、確りたたく様、何度か指示する。屋根の仕舞は図面の確認が主な意図だが、板金工事では思いがけないところでオリジナル納まりに変わってしまうことがあり、何時も事前に打合せするようにしている。その後、棟梁と打合せする。アトリエの窓枠の納まりと高床の家の納まりは似ている。急遽アトリエを見てもらうことにした。普通に無い納まりで、図面で見ると複雑に感じられたようだ。現物を見て難しいものでは無い事がご理解頂けた。
事務所に移動。
夜、車の修理が完了したとの連絡でディーラーへ向う。お正月休みが途中に挟まった為、3週間かかった。自分の車に乗って直ぐは慣れない感じだ。アトリエに戻る。
建築設計は、クライアントの資産をある意味で運用する仕事でもある。クライアントの要望を聞き、予算に合わせて設計監理し、建築と言う資産にコーディネートする。リフォームは別として、建築の設計と施工その他を合わせた費用は少なからず2000万を越す事が殆どで、それだけの資産を託される建築家には、相応の信頼が必要となる。また、信頼関係とは簡単に築かれる物ではなく、初期的には知名度、事業規模、実績が判断材料とされる事が多い。個人事務所の営業力の弱さの理由の一つがそこにあるように思う。信頼関係は建築家と建築家が具体的に仕事を依頼する者との間でも同じ事である。デザイン以外で考えさせられる事が多い。
# by kawazoede | 2007-01-16 07:59 | 日記 | Comments(0)
HPのデータUP
1月14日
通常の時間に神戸へ。日曜の朝は、三宮行きの道は比較的空いている。逆向きには普段見ないような車種が行楽に向っている様だ。播磨地方には多くのゴルフ場がある。早朝に北向きに走る高級車=ゴルフと言う方程式が頭に浮かぶ。
某ショールームで建築相談会に立ち会う。持ち込んだモバイルでHPのデータを作成する。先日、一旦作成したデータに更に手を入れる。見難い事が前回UPしなかった理由で、何とかUPできる状態まで作成できた。空間のイメージをクライアントにお伝えする際、竣工写真はプロジェクト毎のファイリングでなかなか思うようにご説明できない。ディテール毎に写真だけを纏めたカテゴリを一つ増やす事にした。
夕方、髪をカットに行く。担当いただいているT氏と、前回から途切れていた話の続きを始める。
新規の問い合わせでお電話を頂く。初めての方だったが、こちらの設計した住宅を良く見られている様だった。
アトリエへの帰路の途中、高床の家の施工会社のY氏と浴室のタイル割の施工図を見ながら打合せを行う。やっぱり手描きの施工図だった。
アトリエに戻り、今日作成したHPデータをUPする。
# by kawazoede | 2007-01-14 22:39 | 日記 | Comments(0)
現場、造園打合せ
1月13日
朝、高床の家の現場へ。現場では、左官工事も始まっている。屋根の下地も終り来週月曜から板金工事に入るようだ。建築主も到着し第1回の定例会議を行う。浴室はタイル貼りの在来工法としている。浴槽の変更について協議する。その後オーダーキッチンのE社も到着。数点詳細について打合せ。カウンターを2列配置した形式で、調理器具はロジェール、食洗機はミーレ、フードはアリアフィーナ、天板は人工大理石、面材はウレタン塗装、足元を照らす間接照明という構成である。白い空間に置かれる白いキッチンで、一つの理想形を現すことになる。
姫路に移動。午後、I邸の現場で基礎工事の打合せを行う。地盤改良も終り再度基礎レベル、境界線との納まり、既存母屋の改修部分について話をする。
加古川へ。平岡町の家の定例会議に向う。大工工事、電気工事が行われている。建築主に現場を見て頂く。その後、納まりについて打合せを行う。実施設計図の製本を事務所に忘れてしまった。常時、車に各現場の図面は積んでいるが、偶々事務所に持ち込んだ時にそのままとなってしまった。現場での打合せの際、図面にスケッチやコメントを書く為、現場監理で手元に無いと非常に不安感を感じる様になってしまった。
e0097130_23372933.jpgアトリエに戻る。今日最後の打合せが待っている。予定時間ギリギリに到着。造園工事の打合せを行う。実家の庭と、アトリエの東側オープンスペースに手を入れる。アトリエの工事では外形200mm程の砕石を東側境界から500~700mm敷き並べ、その更に奥にハイビャクシンを植える計画としている。現状は砂利敷きとしているが、夏場に砂利からの照り返しが南東隅に植えたヤマボウシに負荷を与えている為、緑化したい、が今回計画の主な趣旨である。それに伴い完全なオープンスペースとなっているエリアに大き目の砕石を使いニュートラルな境界・バッファソーンを道路と植栽の間に設ける。表現は荒々しい物を意図している。着工は見積金額待ちとなる。
流石に1日4件の打合せは疲れる。
アトリエにて事務所の作品のデータを作成する。モニターに静止画像として流れる予定のもので60枚を作成する。
# by kawazoede | 2007-01-13 23:38 | 日記 | Comments(0)
日本の現代住宅1985-2005
1月12日
朝、事務所で荒井の家の見積の査定を行う。比較表を作成し、減額項目を検討する。
午後から雑誌社に送る資料を整理する。コンセプト、写真、図面をファイリングし郵送する。
夕方、大阪・本町へ。途中、同業の知人の事務所に立ち寄る。去年暮れに話に出ていた急ぎの仕事を、急ピッチで仕上げている所だった。派遣社員として非アトリエ系・組織系の著名建築家の事務所で仕事をするらしい。更なる発展を期待している。
本町のTOTOで行われているギャラリー間の巡回展「日本の現代住宅1985-2005」へ。ここ20年でも住宅建築の変化が良く分かる。人間の身体や運動能力に極端な変化が無いにも関わらず、絶えず住まいの形は変化または進化をしている。動物や昆虫の巣が完成した形を持っている事に対し、人間の住宅は最終形に至らない、と言った文章が多木浩二氏の著書の中にあった様に思う。次なる時代の住宅は何か、建築設計は少し先を読まなくてはならない。模型は大学有志の協力で製作されたようで、精度はまちまちだった。つい細かいところに目がいく。断面模型の中で入江経一氏+池田昌弘氏の「Y house」が印象に強く残った。
その後、御堂筋の向かいにある御堂会館で隈研吾氏講演「物質と身体」を聴く。話の前半は風景に同化する建築、後半は素材についてだった。既に在る素材に新しい機能を持たせ、新しい空間を創ろうとされている。バナキュラーを求められている側面も有る様に感じる。何れにしてもその探究心には感心させられる。建築設計に求められる態度は、辛辣で素朴であって、決して狡猾さなどではない。
一旦、車のある事務所に立ち寄り、アトリエに戻る。
# by kawazoede | 2007-01-12 23:58 | 日記 | Comments(0)
くつろぎ
1月11日
朝、事務所に向かう車の中で、提案用資料のことを考えていた。凡そ何を提案するかは決まったが、具体的な検討はこれからとなる。条件から、模型のスケールを計算し構成をイメージする。何か面白い物が出来そうな気がする。
見積の提出で、工務店担当者が来所される。見積を受け取り今後の日程だけをお伝えする。
今日打ち合わせ予定の図面を最終調整する。
午後から、完了プロジェクトの写真、図面、データを整理しファイルにまとめていく。
提案用模型の検討が思うように進まない。建築設計には強い情熱と集中力が無ければ、到底良いデザインなど出来ない。自分で問題を設定し、自発的に解いていく力が求められている。
e0097130_23453696.jpg夕方、姫路に向けて移動する。パートナーと合流し建築主御自宅へ打合せに向う。最初に設計監理契約を取り交わす。今年1件目の契約となった。計画案を御説明する。家相が大きなポイントとなっていたが、新たな案については問題なくクリヤーしている。変更点も気に入って頂けたようだ。
アトリエに戻る。昼間の模型の検討を進める。今、そしてこれから、住宅に求められる機能とは何か?が空間を考えていく上でのキーとしている。人間の基本的な生活パターンに変りはそれほど無い。寝て、食べて、用を足して、くつろぐ。恐らく現代人が変りつつあるとすれば「くつろぐ」の部分であろう。TVの無い時代であれば本を読む、会話をするで有った物が、メディアが多様化しTV、携帯、ゲーム、インターネットと徐々にパーソナル化している。くつろぎの空間にも集う部分と個別に楽しむ部分が要ると言う事になるのだろうか?
# by kawazoede | 2007-01-11 23:55 | 日記 | Comments(0)
京都議定書
1月10日
アトリエ付近では、朝から霧が出ている。何時も同じエリアで深くなり、注意しながら走行する。
事務所にて計画案を作図する。スタッフの模型も午前中に3つ完成し、提出用に図面を作成してもらう。
午後から、プレゼン用データを検討。スタッフと話している中で、一つ有効なアイディアが思い浮かぶ。
金属屋根の営業担当者が来所する。話の切り口は材料費のUPだった。亜鉛のインゴットの値段が1年前の数倍するとの事だった。軒並み単価が上がっている。一体誰が膨大な利益を得ているのだろうか?少なくとも日本のエンドユーザーでない事は確かだ。施工事例として写真を持って来られた。著名建築家が設計した建築の施工側から撮られた写真は、アングルを決めて綺麗に撮られた物と違い、興味深い。
昨日の森林伐採の話を聞いたその夜に、京都議定書の議決から10年目になるというニュースを目にした。周知の事で日本の削減率は1990年を基準として6%としているが、現状では逆に8.1%の増加となっている。また、アメリカの離脱、BRICsを始めとした諸国の急激な経済成長で、先行きは全く読めない。もはや如何なる知識人も権力者も、今と言うユートピアのみに生きているのでは、とさえ考えさせられる。
# by kawazoede | 2007-01-11 01:45 | 日記 | Comments(0)
空調機
1月9日
朝、平岡町の家の現場へ。現場では棟梁と、手伝いの大工さん2人が作業をしている。昨日が仕事始めだったようだ。杉のフローリングの施工が始まっている。施工管理のI氏も到着し打合せを行う。徐々にディテールに話が移ってきた。枠廻り、外壁の唐松その他納まりを協議する。図面で表現できていないディテールが、現場では問題として見えてくる。特に違う材料がぶつかるコーナーは要注意であるが、やはり納まっていない部分がある。ディテールを若干変更して施工頂くよう願いする。設備設計図で指定した空調室外機の位置は、実際現場で確認すると近隣からのクレームも想定される場所にあった。位置の変更が必要と感じる。次回の建築主を交えての定例会議まで保留とさせてもらう。空調機の置き場は意匠的、機能的にも悩むことが多い。建築にビルトインする事が望ましいが、住宅では設備の更新時期、イニシャルコスト、メンテナンススペース等が問題となり、これと言った解決策を見出せないでいる。今の所、意匠上の邪魔者として、なるべく目立たない位置にひっそりと置くしかない。何か良い方法は無いだろうか?
事務所に移動する。計画案の模型を制作のため、スタッフと打合せする。まだ強いコンセプトが見えてこない。
姫路I邸の現場から追加の地盤データが届く。直ぐに構造設計のM氏にファックスし検討頂く。結果は一部分のみに改良又は、十分な転圧が必要となった。
フローリングの輸入・販売をされているC氏が来所。営業はかくあるべきと彼を見て何時も思う。今日は何時になく深く話し込む。最近の中国での消費量の急増は恐るべき物がある。面白い事に、「ハイテク」という捉え方で日本の建材メーカーの合板フローリングが、無垢材より人気があるそうだ。話の中で、膨大に消費されていく木材の現状に、環境問題に対するジレンマを感じているとの事だった。やはり只のビジネスマンではないかも知れないと思う。
夕方、高床の家の施工会社のY氏が来所。外部階段の、コンクリート打ち放し壁の施工図を見ながら打合せを行う。手描きの施工図は何となく見易い。
夜、灘区のクライアントが来所される。計画案の打合せを行う。ヒアリングを主にと考えていたが、プランを1つご提案する。御要望が纏まりつつあるように思う。
# by kawazoede | 2007-01-09 23:11 | 日記 | Comments(0)
現場
1月8日
e0097130_0115748.jpg朝、高床の家の現場に向う。現場はサッシにガラスが入り、外壁のベニヤもほぼ全面貼れ、2階部分にはモルタル下地の防水紙が張られている。建物らしい外観になってきた。棟梁は今日が仕事始めの様だった。若干言葉を交わす。冬と夏の現場ではどちらが堪えるか聞くと、夏との事だった。大工さんによっては冬と答えられる事もある。アトリエに戻り撮影した写真をPCに取り込む。施工途中で基礎のコンクリート、1階壁のベニヤ、2階壁の黒い防水紙で全く違う素材が3層に見えている。最終的には同じ仕上げとなる設計だが、素材を分ける方法も有ったかもしれないと興味深く見ている。
午後から、明日打合せの計画案を検討する。これまで作成した案を見直して問題点を整理し、空間構成を考え直す。夕方までの検討で有効な案は作成できなかった。
夕方からHPに新たなカテゴリを追加すべくデータを作成する。一旦UP出来るまでに作成は完了した。が、何度かプレビューしている内に、デザインが気になり出す。その上、見難くい。とりあえずUPして訂正する方法も有るが、その方法はあまり気が進まない。ある程度まで完成度を上げて、と考えてしまう。長すぎる迷いはあまり良い結果を生み出さない。UPを先送りし、再度デザインを検討する事にする。成果が上がらない一日となってしまった。
友人からメールで年賀状が届く。遠い地で生活の基盤が確りされた様に思う。
# by kawazoede | 2007-01-09 00:12 | 日記 | Comments(0)
遅い初詣
1月7日
未明から強い風が吹いている。風や雨が強いと竣工した建物や現場の事が直ぐに気になってくる。
朝、落雷の音に驚く。暫くして遠くで何らかの災害を知らせるサイレンが鳴ったが、状況は良く分からなかった。辺りは雪が降り薄っすらと積もっている。昼頃には止み、融けてしまったが、向かいのマンションの共用廊下に作られた雪だるまは形を保っている。
午後、平岡町の家の建築主よりお電話を頂く。現場の養生用のブルーシートが昨日からの強風で外れてしまったらしい。施工会社に直ぐに伝え、対応頂くようお願いする。
夕方、今年は年始にチャンスが無く遅れてしまったが、毎年詣でている佐保神社へ。初詣の賑わいは終わった境内で静かに祈願する。
# by kawazoede | 2007-01-07 21:52 | 日記 | Comments(0)
打合せ
1月6日
アトリエの北西隅の庭にサザンカを3本植えている。ピンク、白の花をが咲き始めているが、時期が微妙にずれる。同じ樹種でもそれぞれ個性があるようだ。
朝、荒井の家の建築主ご自宅で、年末に提出された見積の打ち合わせを行う。査定内容をご説明し、減額項目の協議で意見を交換する。
建築主の依頼で、初めてお会いする施工会社へ打ち合わせに伺う。
神戸へ移動。HDCで平岡町の家の建築主と待ち合わせする。設計時に作成してもらったキッチン見積が着工後、メーカーの一部仕様変更で確認が必要となった。ミーレの食洗機のモデルチェンジで、引き出しの変更など数点の説明を聞く。終了後、建築主と共に、オーダー家具のショールームへ。建築主のイメージを聞きながら空間とのバランスについてコメントする。徐々に建築主のイメージの方向性が定まってきた感じがする。別の家具のショールームに移動する。ダイニングチェアは幾つか座って比べて貰いたいとの意図から、ウェグナー、ヤコブセンその他が多数ある店舗に御案内する。十分な時間を掛けて見て頂き、コストも配慮の上、現時点で選択されたチェアの見積を依頼する。
事務所に移動。スタッフと計画案の立面について打合せする。新しい可能性を求めて幾つかの案を作成して貰った。可能性として別の検討の余地は残し、2つを選び出す。夕方、先ほどのチェアの件で建築主よりお電話を頂く。ショールームで分かれた後、残って他の家具も見られていた。再び座ってみて見積を依頼したチェアよりYチェアがやはり良かったとの事だった。
正月の帰省の際、買って帰った森香月堂の「丸ぼうろ」を帰りの車の中で、ハンドルを握りながら食べる。甘すぎず、硬すぎず、しっとりした感じは他社に無く昔から変らない。郷土の味として、何時までも守り続けて欲しいと願っている。
# by kawazoede | 2007-01-06 22:51 | 日記 | Comments(0)
仕事始め
1月5日
事務所に向かう。車はまだ少なく、20分早く到着。
年賀状が届いている。移転前の住所で届いている物が多数有った。独立後3回も事務所の住所が変わっていては仕方が無い。住所変更をお知らせする年賀状と、返事を書く年賀状を抜き出す。
姫路I邸の現場からファックスが届いていた。地盤調査の結果だった。一通り目を通し、構造設計事務所へファックスする。地盤のデータにばらつきがある。満遍なくであれば問題無い所も、偏っていると不同沈下の可能性が出てくる。データに不足が有った為、再度提出後に検討となったが、改良の可能性が高くなってきた。工事を予定している敷地が、既存の建物が永く建ち続けていたことから問題ないであろうと思われても、実は軟弱だったと言うケースがこの所、連続した。
午後から、見積の減額案を検討する。建築主が、何処に妥協点を設定されるかの判断資料として作成している。
夕方、所要で以前事務所があった磯上付近を通る。かつて車を停めていた駐車場であった場所で基礎工事が行われている。マンションかもしれないと思いながら進むと、別の駐車場でも工事が行われようとしている。磯上で駐車場とされていた土地に一斉に動きがあるようだ。
事務所にてスタッフと打合せし指示を出す。
アトリエに戻り、年賀状の返信を書く。
# by kawazoede | 2007-01-05 23:45 | 日記 | Comments(0)
仕事始め?
1月4日
朝より、アトリエにて年始の仕事を始める。年末に一度チェックした見積を再度見直す。
巷はまだ半分がOFFだろうか?アトリエの窓から見える郵便局には、引っ切り無しに多くの来客がある。片手に年賀状を持って。
午後から、スケッチしていた計画案の作図を行う。夕方には完了する。一つ違った外観が出来るかもしれない。
夜から薪ストーブのあるリビングで作業を行う。年賀状を見直している中で、知人からHPを変えてみては如何かとの指摘が引っかかり、検討を始める。HPの構成については製作当初より見易さを一つのコンセプトに置いている。トップページのイメージは徐々に変化してきたがフレームは実は全く変えていない。若干トップページのイメージのプロポーションを変更する。大きな変更はまた、別の機会に。
明日からの事務所での仕事始めに備え、早めに休む。
# by kawazoede | 2007-01-05 07:32 | 日記 | Comments(0)
小倉
1月3日
朝、早めに起床。来た道を戻るルートで、高速バスに乗り福岡へ。Uターンラッシュは既に始まっている。臨時のバスも満席に近い状況だった。高速バスのルート上に実家を見下ろすポイントがある。気が付くと其方につい目を遣っている。
小倉に在住している友人と会う約束をしていた。博多駅でローカル線に乗り小倉に向う。新幹線では通らないが、ローカル線は母校である九州大学の敷地の直ぐそばを線路が走っている。殆ど乗る事も無い路線で、久しぶりに大学の周辺エリアを目にし、その変り様に驚くばかりだった。それでも大学の移転はこれから本格化していく。次にここを通る時は、全く違う風景に変っているかもしれない。
e0097130_2243678.jpg友人と合流。昼食のリクエストを聞かれ「小倉らしい物」の答えに応じてくれたのか、「おでん」の老舗「お多幸」に連れて行ってくれた。出汁が確りと具に染みて味わい深いものだった。20年来の友人で話題はやはり尽きない。改めて考えると20年という時間の経過にショックさえも感じる。話題の一つで先ほど見た福岡の街の変り様について尋ねる。天神から南西のエリアでは、東京からの資本が入り、投資目的の開発でミニバブルが発生しているらしい。街の変化は経済、政治、文化に大きな影響を受ける。景観に対する強いアイデンティティが消滅した現在の日本の都市では自然な流れで、その変化は興味深い。反面、20年前に過ごした街が急激な変化を遂げていく様は、寂しい感じでもある。
「酔い醒ましに」とお抹茶と和菓子の店に案内してくれた。
新幹線の指定は満席で、自由席しか仕方が無い。時間ギリギリに指定席の車両に乗り込んだが満席で自由席の車両にも近づけず、そのまま新神戸に到着。幸い車両の端で壁にもたれ、眠らずに読書にふける事が出来た。
# by kawazoede | 2007-01-03 22:04 | | Comments(0)
大村湾
1月2日
e0097130_8453762.jpg睡眠不足で目が覚める。実家での生活の期間より、それ以外が長くなってしまった。今朝の海も穏やかだった。
日常で殆どTVを観ない為、実感が薄かったが、最近のTVプログラムは地上波、BS、CATV等、かなり多チャンネル化している事を、実家のTVで実感する。
昼、小学校の同窓会へ。2年前も開催されたが、それまでは行われていない。また、高校の同窓会もあった様だが、参加をした事は無かった。友人たちの印象は子供の頃と基本的には変らない。20年以上のギャップは意外にも簡単に埋まってしまう。話題に詰まるかとも思ったが、話が尽きる事は無かった。
帰りに馴染みの和菓子屋・森香月堂さんへ。佇まいは以前と変らず小奇麗な印象で、小さな店内に間口一杯のショーケースが置かれている。ここの「丸ぼうろ」が好きでよく購入している。その他にカステラ、栗饅頭も販売されている。
# by kawazoede | 2007-01-03 08:45 | 日記 | Comments(0)
元旦
1月1日
穏やかな元旦を迎える。アトリエに届いた年賀状を受け取り、支度後事務所へ。
こちらでも年賀状を確認し、新神戸駅へ移動。新幹線で博多へ。思いの外、席が埋り途中まで立ったままだった。岡山から先はシートに座り、ゆっくりと本を読む。建築のデザインプロセスを改めて考え直している。形態や空間が現実から遊離し、より抽象的なイメージを実現し得た建築を一部に見ることが出来る。より軽く・薄く・自由にがテクノロジーによって可能となってきた。それでもプロセスには未だ自分の中で解決されない矛盾が幾つもある。新たなデザインの展開を、そこから始める事は出来ないかと考えながら博多に到着。
博多から高速バスを乗り継ぎ、実家である長崎へ夕方到着。
潮の香りがする。実家のある場所は大村湾に面している。以前は防波堤も無かった為、5m程の道の向こうは海だった。穏やかな海で強風の時は別として、荒れる事は殆ど無い。幾つか風景の変化があった。裏の一段高い敷地で基礎工事が完了し、土台の材料も搬入され近々建て方が行われるようだ。某著名人がこの土地を購入し、東京の設計事務所と住宅を建てる段取りをしている事は聞いていた。平面形状から出来上がりを興味深く感じている。
# by kawazoede | 2007-01-03 08:44 | 日記 | Comments(0)
大晦日
12月31日
遅めに起床。天気でよい大晦日となりそうである。
気になっていた見積のチェックだけ行う。夕方には完了し、今年の仕事はこれで終える事とした。
パートナーと夕方からワインとチーズで酒盛りする。年末年始は気が緩んでしまう。なんとなくでも時間は過ぎていく。
# by kawazoede | 2006-12-31 22:37 | 日記 | Comments(0)
観たかった映画
12月30日
今日は仕事をOFFとして三宮へ。ルミナリエ、クリスマスの喧騒は一段落し、街は土曜日でも比較的人が少ない。
観たいと思っていた映画があった。今年出来たばかりのテナントビル「ミント神戸」内のシアターでクリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」を観る。ダーティ・ハリーをずっと昔に観てからクリント・イーストウッドのファンであった事もその理由として大きい。それまで、社会的なテーマを取り上げた映画が多い印象で、戦争をどの様に捉えているのか大変気になっていた。事前に製作のエピソードやメッセージを読んでいたが、映画もその予想通り監督の人間としての幅の広さを感じさせる良い出来だった。ドキュメントではなく、あくまで実話を基にしたフィクションでは有るが、感情移入が大きく見終わった後も頭の中で後を引く。
先日、オーダーしていたケーキを受け取りにファクトリーSHINへ。
夜、夕食でイタリアンのセントラルへ。夜の雰囲気が好きで良くここを訪れている。カルボナーラ、スカロップ、数種類のパンを頂く。パスタは特に気に入っている。今年の営業は今日までらしい。早めにラストオーダーを聞いてこられる。それでも年末の静かで落ち着いた時間を、過ごす事が出来た。
# by kawazoede | 2006-12-30 22:12 | 日記 | Comments(0)