設計事務所のブログ
by kawazoede
人工知能について

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普段は殆どTVを見ない生活だが、年始にNHKの番組に暫し見入ってしまった。

途中から見始め、終わりまで見ていない為、以下、解釈にずれがあるかもしれない。

人工知能による未来予測がテーマだった。

既に現在でも、一部活用が行われている様だ。

その予測は、より多くの個人から得られた情報の統計による。

インターネット、携帯の利用により、個人情報の収集が行われている。

膨大な情報の収集と解析は、急速に発達し続けるコンピュータにより実現している。

危険の回避、売れ筋を予測しより効率的にビジネスにつなげる、と言った例もあった。

人工知能による未来予測に基づいて、一人一人の行動、人生にまで関与して行くとの事だった。

コンピュータ、インターネットがこれ程普及する前から、同じように情報のコントロールはあったが、それはTV、印刷物などを媒体とし、現在に比べまだ見えやすい物だった。

そしてその発信者は為政者、企業、個人である点は現在と同じだが、構成の割合、ヒエラルキーの有り方が変化した。

前者は為政者>企業>個人であったが、今後はより情報を多く集め、正確に分析する者の順番になるに違いない。

加えて人工知能が人間の全ての英知を2045年に越えるとの予測もあった。

その場合、どの様な現象が起こるのだろうか?

人間の英知を越えている以上、想像を超えた物と言う事になる。

人工知能が更に自己改良を繰り返し、急激に進化するとすれば、その結末は大変興味深い。

今から30年後、見れるだろうか?


by kawazoede | 2015-01-10 23:07 | 日記
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