バリ島の旅'17


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午前中のガルーダインドネシア航空の便で関空からデンパサールへ。


バリ島の旅は、丁度5年ぶりとなった。





特に遅れもなく、現地時間17半ごろ到着。

空港内で換金し、タクシー乗り場へ。

前回と同じくホテルのエリアはスミニャック。

最初に決まった金額を支払う、チケット制。

20万ルピア、、、日本円と桁が2つ違い最初は戸惑う。紙幣の下2桁の00を指で押さえて確認し、支払う。


混雑し、その隙間に何台ものバイクが入り込んでくる、道の感じは以前と変わらず。

スミニャックの町は若干店舗が増えたようだ。

今回のホテルもパートナーのチョイスで、Katamamaだった。


デザインはインドネシアの建築家・Andra Martin氏。

レンガ、チーク材と言うバリ島で建築に使われてきた素材を主に使い、強いシークエンスを感じる空間構成だった。


斜めの線を有効に用い、空間のたまりを作られている。


意図的に歩く距離を長く、かつ折り曲げ、建物に奥行き感を与えている。

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一息ついた後、向かいのポテトヘッドビーチクラブへ。

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ホテルとビーチクラブは同じ敷地内に有り、まずその入り口でセキュリティーチェックがある。

敷地内から更にビーチクラブに入る際も、荷物のチェックがあり、昨今の社会情勢の影響を感じさせる。

ポテトヘッドビーチクラブの外観は木製建具を組み合わせ出来たもの。

スロープを上ると、レストラン、バー、カフェのテーブル席、その向こうにプール、そしてビーチへと空間が広がっている。

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多くの人たちで賑わっている。その賑わいを楽しめる感じでもないかと、一回り見てビーチクラブを出る事にした。

スミニャックの通りに出て直ぐ、5年前も訪れたレストランBikuへ。

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お店の佇まいは変わりがない様だ。来客は相変わらず多く、席はいっぱい。

少し待って入る事が出来た。

定番のミーゴレンとナシゴレンをオーダー。変わらず美味しい。

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午前中は、ネットで予約していた車でクタビーチヘ。

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2時間ほど波と戯れる。

5年前に比べ、、、残念ながら海中のビニール塵が格段に増えた様だ。

現地の方に聞くと、島外から流れてくるものが多いとの事だった。

5年前にインストラクターをしてくれたスタッフとも会う事も出来た。

午後はスミニャックの町の散策。

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店舗が増えたようだが大きな印象は変わらない。

新しく出来たショッピングモール内を一巡りした後、また街へ。

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道が狭く、曲がりくねり、その沿道に小さな店舗が並ぶ。

ホテルまでは、海岸を歩く事にした。

丁度日没、引き潮で美しい風景を見る事が出来た。

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ネットで予約をしていたカーチャーターのガイドさんと、エントランスで待合わせ。

日本語は全く問題ないレベル。バリ島は日本語を話せる人が多い様だ。

早速車に乗り、北へ移動。

まず、竹で作られた建築群、自給自足などが特徴のグリーンヴィレッジを見学させてもらった。

午後のツアーに申し込み、到着すると東屋に、20人程待たれていた。

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事務所棟も勿論竹でできている。エントランスの扉はガラスの回転扉。

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時間になると簡単な説明の後、起伏のある敷地内を歩く。

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直に幾つかの竹で出来た住宅が目に入ってくる。

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屋根材は10年を目処に葺き替える前提との事だった。

消費されるのではなく、再生する建築。

日本建築も本来はその要素が強い。

豊かな森林、高温多湿の気候などが大きな要因かと思う。勿論、そこから生まれた土着の価値観とも言える。

建築の内、設備を除く部分は竹を出来るだけ使用している。

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熱環境は基本的に機械化されていない。外気と共に室内はある。

高い天井と周りの森林から、暑さは抑えられている。

シャワーも半屋外で気持ちよさそうだ。

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次の目的地であるウブドへの道中、デンパサール近郊のASHITABA・工房に立ち寄ってもらった。

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5年前もスミニャックのショップで数点購入していた。

シダ科の植物・アタを編んで作られた小物。

アタを(形に)編んだ後に燻し、製品は出来上がる。

その工程の一部を見させてもらった。

手作業できめ細かい仕上がり、バリ人の手工芸の繊細さを感じる。日本と近い感覚をここでも感じる。

今回も数点購入。

ウブドへの道の途中、時間があったためバトゥアン寺院に立ち寄ってもらった。

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バリヒンドゥーの寺院の一つ。

ガイドのウィスパーさんに、入り口から奥の配置の説明を詳しく伺う。

中心軸にシンメトリーに一見感じるが、右にその軸は折れ曲がるようだ。

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こういった宗教施設で、配置の非相称は元々のローカルな自然神に起因している気がする。

それは砂漠に生まれる宗教ではなく、緑豊かな地に生まれる宗教なのかもしれない。

ディテールの石の装飾が美しい。

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ウブドに夕方着。

5年前にも夕食をいただいたPundiPundiへ。

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お店の佇まいは変わっていなかった。ただ、周りに広がっていた水田の風景は、ホテルの建設で変わってしまっていた。

以前オーダーしたメニューも含め数点オーダー。

味も変わらず、おいしく頂くことができた。

今回、ウブドへ来た主な目的はティルタ・サリ楽団の舞踏とガムラン演奏を鑑賞することだった。

公演開始予定の19時より1時間早く到着。

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すでに数名の方がおられた。

徐々に来客が増え、その内の半分近くは日本人の様だった。

その他、周りの方とお話しした感じではドイツ、オランダなどのヨーロッパの方が多いと感じる。

公演は、「レゴン舞踊をメインにバロン舞踊劇」との事だった。

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インド、中国などの要素を感じる。いろいろな文化が入交じり、独自に発展してきたもの。

20世紀初頭に、観光地化したバリ島で宗教の舞踏から分離し形成された歴史がある。

それでも伝統とオリジナリティの強さを今回も強く感じた。

すっかり夜は更け、帰りの道はスムーズに車が進む。


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バリ島滞在の最後の日、14時までホテルのステイを延長し、ゆっくりと過ごす。

最終日の午後の予定を決めていなかったが、午前中までに電話で車のチャーターをすることができた。

夕方、バリ島のバドゥン半島南西端にあるウルワツ寺院の見学と、日没時にそこで行われるケチャ・ダンスを見学することにした。

日没1時間ほど前に到着。

既に観光客で、寺院は一杯だった。

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ケチャ・ダンスの会場は、果たしてこれだけの人を収容できるのだろうか、とやや不安に感じる。

断崖の上に建てられた寺院。インド洋につながる美しい風景を望むことができる。

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日没前、すり鉢状の客席が徐々に埋まりだす。

開演前、既に満席。しかし、やはり後からも来客は続く。

徐々に日が海に落ちる美しい風景をバックに、公演は行われる。

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楽器を使わず、また反響面が少ない屋外のためこれまで拝聴した舞踏とは趣が異なる。

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公演の後半、客席とのやり取りで会場に笑い声が巻き起こる。

断崖の寺院、美しい夕日、舞踏と最後の夜を楽しむことができた。

そのままチャーターの車で空港へ。

深夜のガルーダインドネシア航空で関空へ。

また行きたくなるバリ島だった。


by kawazoede | 2017-03-15 00:00 | バリ島の旅'17
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