設計事務所の日記
by kawazoede
ブラジルの旅’19

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11月後半、初夏のブラジルに行ってきました!

※さらに詳しい内容は以下のMoreを参照ください。
 ↓





11月15日

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朝、関空から成田空港へ。

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成田発のアエロメヒコ便でメキシコシティ国際空港着。

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メキシコシティ国際空港を訪れたのは今回で3度目。


だが、今回はメキシコが目的地ではなく、乗り継ぎの便を待つ。


現地の朝のエアロメヒコ便で、ブラジル・サンパウロへ。


11月16日


到着予定より30分ほど遅れ、朝の9時過ぎにサンパウロ、グアルーリョス国際空港に到着。


税関も特に問題なく通過。


今回は現地での主要な移動はウーバーを使う事にした。


早速、アプリを立ち上げ行き先を入力。


料金、所要時間などが表示され、配車を依頼。

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こちらに向かってくる車の位置も把握できるため、直ぐに見つけることができた。


簡単な挨拶の後、車は目的地であるホテルに向かう。


車窓から見える街の印象はメキシコシティ に似ているように感じる。


車は問題なくホテルに到着。

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決済は事前に登録したクレジットカードのため、そのまま「オブリガード」とお礼を伝えて車を降りる。


今回のツアーでは、その後もウーバーを多用した。


価格が事前に把握できる、ドライバーの身分証明が取れている(ウーバー登録上)、待ち時間が殆ど無い、車が清潔である、通常のタクシーよりリーズナブル、運転のマナーがよいと言った理由で、やはりユーザーには良いサービスと思う。


ホテルは、パウリスタ通りに近いL'Hotel PortoBay Sao Paulo。チェックインの時間は未だの為、一旦ホテルに荷物を置き、早速、出かけることにした。


Sesc Pompeia(設計:リナ・ボ・バルディ、竣工1986年)へ。

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工場をリノベーションして作られたスポーツ施設。その周辺に展示ギャラリーを併設している。


ギャラリーはLina Bo Bardiの設計であるかは不明。


スポーツ施設はエレベーター塔を別棟として、ブリッジで繋いでいる。

外壁は荒いコンクリート打放しに、小さな窓が開いた外観。


二つの棟の間に掛かるブリッジが印象に残る。


室内は1階のプールまでは入ることができるが、上階には行くことができない。


エレベーターで上階に上がろうとすると、(恐らく会員用の)カードがなければ、不可と止められてしまった。


一通り外観を見た後、低層のギャラリーへ。

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興味深い展示をフリーで見ることができる。



ウーバーでさらに移動。


ラテンアメリカ記念公園へ。


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ここにはオスカー・ニーマイヤーが設計した幾つかの建築がある。


ラテンアメリカ記念公園は文化、政治、レジャーの複合施設とのこと。


講堂、ギャラリー、ホール、モニュメント、道路を横断するスロープの歩道、パビリオンなどがある。


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残念ながら今回は、公園内でのイベントの準備が行われてクローズで、多くの建物の見学ができなかった。イベント会場では、セキュリティが厳しく近寄れず、外観さえも不可だった。内部を見ることができたものは、ホールのみ。


幾何学の造形と浮遊感が、全体の印象。外皮に黒いガラスを多用されている。


しかし、建築の内部に入れない事は、見学の意味を大きく減じてしまう。


唯一入れたホール。

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ボールトの形が作り出す空間は抽象的なイメージ。教会の様な象徴的な意味を感じず、その形とスケールの大きさを感じる。展示の点数は少なく、贅沢な空間でもある。



セントロにあるパトリアルカ広場に移動。


ここは街の商業的な中心地の様だ。


そこにポルティコ(設計:パウロ・メンデス・ダ・ホッシャ)がある。

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広場のゲート的な意味付けがされている。後で見たサンパウロの建築でも感じたが、門型の横長の長スパンの建築が多い。


門型のスパンの下に室内外の空間を発生させる手法、サンパウロの建築の一特徴を表しているのかも知れない。


そこから歩いて、サンパウロ市場に行くことにした。


土曜日、商業地でもあり道は人でいっぱい。市場に近づくにつれて、さらに渋滞。

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流石に手荷物などが気になり、注意して歩く。


市場の中も人で混雑してゆっくり物を見る感じでも無いため、2階のデッキから全容を見た後、立ち去ることにした。

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歩いてSESC May 24(設計:パウロ・メンデス・ダ・ロカ)を目指す。


途中のカフェで休憩。モカフラペチーノをオーダー。美味しい!

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SESC May 24は文化、スポーツの複合施設。


外観はここでも黒いガラスの外皮が特徴。

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フリーで入場できるが、屋上プールは会員のみで見ることができない。

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スロープでも最上階まで上がることができる。


最上階のカフェは外周に水盤があり、水平方向に広がりを感じる空間となっている。町の喧騒を離れ、落ち着いた心地よい空間。

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一旦ホテルに戻る。


ホテルはパウリスタ大通りに近い位置。


大通りは官庁、オフィスがあり、政治経済の中心地らしい。


大通りに面して高層のビルが建ち並んでいる。


また、 サンパウロ美術館(設計:Lina Bo Bard、竣工1968年)も大通りに面し、ホテルから近く歩いて行くことにした。

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美術館は、通りに面して長い直方体が、両端の門型フレームで吊られたような形状。


1フロア分が浮いていて、自由に人が行き交い集う場となっている。Lina Bo Bardの設計上の重要なコンセプトだった様だ。

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展示はピロティ上部の2階、3階。


2階の展示方法は他では見たことがないものだった。ガラスの板を、床に置いた石に挟んで自立させ、そこに絵画を掛けるもの。

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絵画が浮いて見える。また、壁がないため、奥まで視界が通って行く。


展示空間に広がりを感じる。また、ストレスが少ない。


この日の建築見学の予定は完了し、ホテルの近くのポルトガル料理の、Tasca da Esquina SP - Alamedaでいただく。


かつてのポルトガル統治、異民族の移住で人種も食文化も混在している。


それぞれの国でも食文化の多様化は進んでいるが、何かしら現地のティストが加わるものだ。サンパウロ、ブラジリア、リオデジャネイロで感じた事は、それらの癖が比較的少ないということ だった。特に牛肉は旨みがあり味わい深い。

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シンプルな味付けで何れのお店でも、美味しくいただくことができた。



11月17日


朝よりウーバーでブラジル彫刻美術館(設計:パオロ・メンデス・ダ・ロカ)へ。


住宅地の一角に美術館は建っている。

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大きなスパンが飛んだ門型の屋根が見える。敷地に高低差をつけ、その下に高さの異なる空間が出来上がっている。シンプルな形状。

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屋根の下の屋外空間では、多目的な利用を想定されている様だ。この日は、骨董市が開かれていた。


大きな屋根の下に柱や壁を如何に減らして大空間を作るか、その明快さが伝わってくる。


一通り外回り、屋根下の外部空間を見終わって、地下の展示を見ようとエントランスに行くと、スタッフは居るのにチェーンがかかり入れない。


英語で警備員に尋ねるが、全く通じない。(今回のブラジルでは、英語が通じない、案内が少ないと感じた。ポルトガル語の次はスペイン語、その後に英語といった感じ。)


警備の人にお願いし、少し入って事務室に行くと、今日は展示替えで休館との事だった。

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残念だったが、設計のプロセスをまとめたVTRと模型を見学後、美術館を後にし、次の見学先に移動。



イビラプエラ公園へ。


この公園内にも、オスカー・ニーマイヤー設計の建物がいくつかある。


日曜日で公園に入ろうとする車で渋滞。


途中で車を降りて公園に向かって歩く。


多くの市民が余暇を楽しんでいる。年齢層も様々。


先ずは球体が地中に埋まった様なオカ・パヴィリオンへ。

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シンプルで、やはりインパクトのある形。


室内の空間は球体の内側そのままだった。

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そこに地下と、上階の床を設け、吹き抜けとスロープでつないでいる。シンプルな物の組み合わせだが、多様に見える空間が生まれている。


訪れた日は、2階部分は公開されていなかった。


地下はThe art of the brick dc super heroesと題した、レゴで作ったヒーロー展で入ることができた。


地下も上階も、オスカー・ニーマイヤーの特徴の一つでもあるスロープでアクセスする。

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展示は楽しめるものだった。


公園内を移動し、イビラプエラ劇場へ。

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大きな三角形の断面に、舌の様に伸びる赤い庇が付いただけのシンプルな形。

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こちらは劇場の為、エントランスには入ることができるが、施設の見学の場合は、それ以上奥には行くことが出来ない。


ここでもニーマイヤーの特徴であるスロープ、赤のレリーフに目が行く。


見学した建築をつなぐ様に、平面がアメーバのように有機的に伸びる大きな屋根の建築がある。

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敷地の傾斜をそのまま使い、屋根はできるだけ薄く、柱はできるだけ少なく、空間はできるだけ開放的にデザインされている。

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屋根の下では、様々な活動が行われていた。昨日見たサンパウロ美術館、今朝見たブラジル彫刻美術館の屋根の下とは全く異なる印象。自由さ、楽しさを感じる。


その屋根下の空間の端っこに、壁を作って室内化したサンパウロ近代美術館ある。

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大きな屋根で連続した空間、曲線を描くガラス壁が自由な印象を与える。現代の建築は、技術の進化でより薄く、よりシンプルなディテールとなっているが、そのデザインの元が、ここにも多数ある。


イビラプエラ公園はスロープの歩道で道路を渡り、サンパウロ大学現代美術館(設計:オスカー・ニーマイヤー)に行くことができる。

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1階はV型の柱で、上階を支え、浮いた印象の建物となっている。

上階は、床のライン、その間に縦型のルーバーがあり水平線が強調されている。

壁面の水平線の強調と縦型のルーバー後で見た多くの建物でも見ることができた。一つの典型となっている。

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先ず最上階に上がってみることにした。

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最上階にはカフェレストランがあり、その周辺はオープンな展望デッキとなっている。


先ほどのイビラプエラ公園を見下ろすこともできる。心地よい空間。

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展示は量も内容も充実したものだった。


ウーバーを使いパウリスタ大通りに戻る。


日曜日で歩行者天国となっていた。


大勢の人!


様々なパフォーマンスを見ることができる。


音楽、ダンス、大道芸など。

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通りに面したJapan House São Paulo(設計:隈研吾)も、人でいっぱいだった。

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ファサードは木材を使って縦線を強調したデザイン。


一部の壁にエキスパンドメタルに和紙(?)を巻きつけたディテール。

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歩行者天国の北の端まで歩く。途中、 FIESP Cultural Center (設計:パオロ・メンデス・ダ・ロカ)を見つける。

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通りで一際目立つ建物となっている。


以下は通りに面した建物で目を引いた幾つかの物。

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夜はホテル近くのイタリアンで取る事にした。

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やはりここでもお肉が美味しい。



11月18日


朝、サンパウロ、グアルーリョス国際空港へ。


長い列となっていた搭乗手続きの後、無事、予定のラタム航空の便に搭乗。


ブラジリア空港に到着。


ウーバーでホテルに移動。

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途中の道もブラジリアの成り立ちを表す様に、広大な平野の風景が続く。サンパウロとは全く異なる風景。


今回の宿泊はBrasilia palace hotel(設計:オスカー・ニーマイヤー)だった。


市街地から離れた平野の中、湖に敷地は面している。

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低層の横長の建物で、やはり、縦型ルーバーを使い、水平線を強調した外観。


エントランスから敢えてスロープで1フロアー分下がった所にレセプションがある。スロープで下がる、あるいは上がるは、ニーマイヤーのアプローチデザインの典型の一つと言える。

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下に降りて行くスロープにより、徐々に建物にアプローチする心理の変化を感じる。


他の記念碑的な建物と異なり、空間やディテールのデザインに繊細さ、気配りの様なものも感じる。

大胆な形のデザインからイメージしにくかったが、住宅やホテルなど、機能面や心地よさが求められる建築にはその様な対応をされている。

バナキュラー+モダンのデザインのバラガンとも、レゴレッタとも、バワとも異なる繊細さ。建築には、そのデザインをした建築家の個性が全て出てしまう気がする。

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部屋の作りもタイムレス、シンプル、機能的であって、親しみがあり優しい空間。


荷物を置き、早速出かけることにした。


先ず、三権広場へ。


ブラジリアは行政の中心地。


公園を挟んで幅200m、東西に9kmの軸線があり、この軸線沿って主要な建物が配置されている。


三権広場はその東端にあって、この広場からも、オスカー・ニーマイヤーが設計した幾つかの建築、モニュメントを見ることができる。


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Tancredo Neves Pantheon of the Fatherland and Freedom(パンテオン:祖国と自由に尽くした人々の霊廟)


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連邦最高裁判所


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Museu Histórico de Brasília(直訳すると「ブラジリア歴史博物館」)


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Praça dos Três Poderes(プラナルト宮 )


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Palácio do Congresso Nacional(国民会議)


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半地下のインフォメーション(※オスカー・ニーマイヤーのデザインか不明です。)


このうち入場できるものは、Tancredo Neves Pantheon of the Fatherland and Freedom(パンテオン:祖国と自由に尽くした人々の霊廟)と、インフォメーションで、前者は丁度休館日と知り、翌日に訪れることにした。


インフォメーションは、半地下、フラットで浮遊感のある屋根など、十分に見所があった。

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Brasília Shoppingに移動。事前に調べていたcity tour busに参加するためだった。


オスカー・ニーマイヤー設計の主要な建築を2時間で回るもので、Juscelino Kubitschek Bridge(ジュセリーノ クビシェッキ橋)など中心市街地から少し離れた位置にあるものも見ることができる。


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1時間ほど前に着いて、受付で申し込みをすると、バスは5人以上の客が集まらないとツアーはキャンセルされるとの説明だった。

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時間前に着くと、人数はどうやら集まったらしい。バスは走り出す。


走り出して直ぐ、テレビ塔(設計:ルシオ・コスタ)が目に入る。

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ツアーの途中のCatedral Metropolitana de Brasíliaでは内部も見学。

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アプローチはやはり、スロープで地下に降りていく。絞られたエントランスを抜けると、円錐状の大きな空間にはいる。放射状に伸びる梁の隙間に、ステンドグラスが取り付けられ、青い光が落ちてくる。

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ジュセリーノ クビシェッキ橋
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街の全体像を把握しつつ、ニーマイヤーの建築を見ることができ、有意義な時間を過ごせた。


ホテルに戻り、ニーマイヤーのデザインをじっくりと見ることにした。


アズレージョのような青いタイル。

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フラットな屋根のレストラン棟。庇の出と厚み、ディテールのバランスが素晴らしい。

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ホテルの敷地は湖に面し、建物から湖に向かって緩やかに下がる広大な庭がある。庭には、ベンチと一本のマンゴーの木が数本あるだけ。贅沢で心地よい空間と感じる。
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マンゴーの木には、実がたわわに実っていた。自生しているのか、他所でも多くのマンゴーの木を見かけた。


庭には多くの鳥を見ることができる。クジャク、ホロホロ鳥、カモ、その他名前がわからない野鳥。

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ホロホロ鳥は初めて見て、その独特の形、柄に驚く。

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夕食はホテル内のイタリアン・Oscar Restauranteでいただく。

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ここでもタイムレス、シンプルデザインで気持ち良い空間。


ブラジルではお肉がいいと、ステーキを頂く。やっぱりおいしい。

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因みに、朝食でよく食べたベーコンは、これまで行った海外の中では一番おいしい。




11月19日

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再び三権広場へ。


前日には入れなかったTancredo Neves Pantheon of the Fatherland and Freedom(パンテオン:祖国と自由に尽くした人々の霊廟)へ。

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斜めの壁にステンドガラスがあり、暗い展示室で明るく光っている。


展示は多くはなく、象徴的なイメージを感じる。こちらも記念的な建物で、贅沢な空間の使い方をされている。


三権広場を歩いて抜けてPalácio do Congresso Nacional(国民会議)へ。

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水盤の向こうに高層の2棟の建物、低層の建物が見える。

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丁度出勤時間だろうか?多くの人が水盤に掛かるスロープを渡って建物に吸い込まれていく。私たちは特別な招待など無いため、入ることができない。

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幹線道路に低層部分の屋根が接続しているが、こちらも入る事は出来ない。

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国民議会の周りを歩いて、近くの外務省へ。

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ここにはエントランスに螺旋の美しい階段がある。


数ヶ月前までは見学が可能だったが、中止となっていた。

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ガラス越しには見ることができる。


手すりがなく、板を螺旋状に積層した様なデザイン。


階段やスロープがニーマイヤーにとって大事なデザインの要素となっている。


その向かいに建つ司法省。

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時間によってはファサードの付け庇から、演出として大量の水が流れていた。


ウーバーでブラジリア国立美術館へ。

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球体の周りにスロープがあって、土星の様な外観。


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エントランスはブラジル国立図書館側から、直線上のスロープでアプローチする。


周りに建物も樹木もないため、スケール感を失う様な、抽象的な形。

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内部は、その球体の内側のままの空間となっている。サンパウロで見たオカ・パヴィリオンに似ている。


1階部分にも展示空間があるが、そこは球体を感じるものではない。


国立美術館の向かいに建つブラジル国立図書館へ。

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外壁にグリッドの格子を使っている。ニーマイヤーのデザインでは珍しいのかも知れない。


歩いてTeatro Nacional Cláudio Santoro(国立劇場)へ。

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大屋根が地盤面まで降りてくる形。こちらも劇場の為、観光では入ることができない。


ウーバーでドン・ボスコ聖堂(設計:カルロス・アウベルト・ナベス)へ。リブ状の柱が上部でアーチとなり、その内側に青のステンドグラスが取り付けられている。

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室内は青い光で満たされた空間。


さらに移動し、ドキ・ジ・カイシャス広場へ。


陸軍本部のエントランスにゲートの建物がある。ダイナミックな曲線で、彫刻の様な建築。

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移動し、クビチェック大統領記念館へ。

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低層の建物の地下部分にスロープでアプローチする。

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展示はクビチェック大統領の功績を記念したもの。

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建設のプロセスのビデオを興味深く見入ってしまった。


ブラジリアは遷都前、何もない平原であったことがよく分かる。


ブラジリアの見学を終えてホテルに戻る。


11月20日

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朝、ホテルを後にしてブラジリア空港。GOL航空の便で、リオデジャネイロ、サントス・ドゥモン空港へ。


空港に到着後、ウーバーでレブロン地区のJaneiro hotelに移動。

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当日は生憎の曇り空。しかしイパネマビーチはやはり、美しい海岸線だった。

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ホテルはレブロンビーチに面し、海からの波の音が聞こえてくる。

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インテリアはモダンデザイン、スタッフのサービスも良く、お気に入りのホテルとなった。


チェックインして荷物をホテルに置き、チェントロ地区へ。


まずはリオデジャネイロ大聖堂(設計:エドガー・フォンセカ)へ。


外観は円錐形の上部を切り取った様な形状。

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内部は、4本の帯状のステンドグラスが天井まで上がっていく。

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壁面は縦と横の梁でセルが出来上がり、そこから自然光を取り込む独特のディテール。

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カトリックの教会堂は垂直方向への意識の集中が表現される事が多い。近代建築では、多様な表現がされ、その中の特徴的な一つと言えるかもしれない。


教会を出て、近くで見たいと考えていた王立図書館があり、少し歩くことにした。


リオデジャネイロでの、初の街歩きでやや緊張を覚える。


これまで訪れたサンパウロ、ブラジリアに比べ、治安の状況は厳しいと言う事前情報だった。

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旧市街の道はホームレス以外の人気がなく、道沿いのお店もシャッターが閉まっている。危険な感じのため、目的地に急ぐ。(翌日に分かったのだが、祝日だったようだ。)


しかし、到着したが門が閉まっている。


諦めてその場を後にする。(こちらも祝日で、閉館だった。)


移動し、リオ近代美術館(設計:アフォンソ・レイディ)へ。


V型の柱が床と屋根を支え、その柱を外部に出すことで無柱の大空間を作り出している。

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また、1階はピロティとして開放され、市民が自由に行き来し、利用している。

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エントランスから螺旋の階段で2階の展示室に入る。

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1階の開放されたピロティ、そこから階段を上がって展示室に上がるは、これまで見てきた、リナ・ボ・バルディにも共通するコンセプト。


因みにエントランスで入館料を払おうとすると、今日は無料との事だった(恐らく祝日の為)。


展示のモダンアートをゆっくりと楽しむ。


11月20日

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朝、ビーチに出てみた。曇りで日の出は見ることが出来なかったが、美しいビーチと感じる。


ウーバーを使いフェリー乗り場へ。

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チケットを購入し、ニテロイ行きのフェリーを待つ。


フェリーは市民の移動手段ともなっているため、便数も多く、間も無く出航。

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約20分の船旅。


ニテロイ側の港に近づくと、対岸にTeatro Popular Oscar Niemeyer(設計:オスカー・ニーマイヤー)が見える。


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先に、そこから3kmほど離れた美術館に行くことにした。


車が坂道を上ると徐々に、白いお皿のような形が見え出す。

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ニテロイ現代美術館に到着。


地上から円盤が浮き上がり、そこにスロープが軽やかに接続している。

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岬の高台にあり、ユートピア的な見え方。


エントランスにニーマイヤーの言葉があった。

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「海、リオの山々、保存すべき壮大な風景。そして、私は、スペースが必要とする丸い形を持ちあげた。」 「美術館は美しく、他の美術館とは大きく異なり、金持ちも貧乏人も喜んで訪れるだろう。」


展示室は中心と、その外周という構成。外周の展示は斜めのガラスが360度連続している。

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ふと天井高さの低さに気付いた。


全く低さを感じなかったが、2.15m程しかない。


天井がそのまま斜めの窓に連続し、低さは全く感じなかった。


ニーマイヤーの設計では、非常に繊細なコントロールをされていることが良く分かる。


外観のインパクトの強さが、最大の特徴ではないかと思う。

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先程フェリーを降りた港付近くに戻る。


ここにも、波打つ屋根の劇場、球体が埋まった展示施設などがある。

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室内に入ることができるものは、展示施設のみだった。

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フェリーでリオ側の港に戻り、リオ美術館(設計: ベルナルデス+ヤコブセン建築設計事務所)へ。

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薄く波打つ屋根で新旧の建物を繋いでいる。

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最上階にカフェがあり一休み。


そこから直ぐの「明日の博物館」(設計:サンティアゴ・カラトラバ)へ。

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埠頭際でサッカーをする少年たち。街中でもっと見かけるかと思ったが、それ程ではなかった。

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博物館は大きな庇がエントランスに向けて伸びている。

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全体の形状は、鳥が翼を広げたような形で、側面から見られることを意識した形かと思う。

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展示の列で内観の写真を撮ろうとすると、前に並ぶ学生さんがピース。皆、陽気な感じ。

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細長く、局面が展開する近未来的な空間。


前日に見損ねた王立図書館へ。


大きな空間の壁面に 大きく三層に本が並び、美しい空間。

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インスタ映えの空間で、多くの人が写真を撮っている。


それにしても周辺の街の、休日の人気のない前日と全く異なる賑やかさ。


日没前にPedra do Arpoadorへ。


コパカバーナとイパネマビーチの折れ点にある岬で、夕日を見ようと既に多くの人が集まっていた。

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晴天で綺麗な夕日を見ることができた。

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夕食はボサノバの曲「イパネマの娘」が生まれたとされるレストランGAROTAへ。

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印象は老舗のお店。


ステーキその他をオーダー。

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どちらのお店も基本的に量は多い。今回食べたステーキの中で一番美味しい物だった。


11月21日


朝、再び日の出前のレブロンビーチへ。

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殆ど人が居らす、ジョギングの人2~3人で静かな波打ち際。

 


ブラジルに来て建築と街歩きの連続だったが、午前はビーチで過ごすことにした。

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ひっきりなしに飲み物、食べ物、水着などを売る人が行き来されています。
やや割高ですが、便利ではあります。


ホテルはイパネマビーチから続くレブロンにある。


東西に長い一つながりの海岸線だが、イパネマとレブロンの間に小さな川があり、そこで地名が分かれているようだ。


レブロンは住宅地であり、観光地から徐々に離れている落ち着いた地区でもある。


滞在中は心地良く過ごすことができた。


観光地としてのビーチの賑やかさは、コパカバーナ→イパネマビーチ→レブロンビーチといった感じ。


海のシーズンだが、人はあまり海に入っていない。


日差しは十分すぎるくらい強いため、入ってみると水温はかなり低かった。


夕方、岩山のポン・ヂ・アスーカルに行くことにした。

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ケーブルカーに乗り頂上を目指す。


夕方暮れ前で、皆考える事は同じ。

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リオの尖った山に落ちる夕日を見ようと集まっていた。


今日も綺麗な夕日を見ることができた。



11月22日


リオデジャネイロの最終日。


夕方まで時間がある為、一旦空港に荷物を預ける。


ウーバーでAUA RIO(水族館)のアクアリオへ。

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南米最大の水族館との事。

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元々水族館好きで、楽しく見る事とが出来た。


その周辺の街歩き。

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コパカバーナで見つけた施工中か、施工を取りやめたと思われる気になる建築
後で調べるとmuseu da imagem e do som rio de janeiro とのこと


夕方、帰国の為、サンパウロ行きの便に搭乗。

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11月23日


サンパウロからメキシコシティへの航路の途中、アマゾンと思われる上空を通過。

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来たルートと逆に、メキシコシティ、成田、関空のルート。


やはり、移動距離は長い。日本国内線も含め、合計9回のフライトだった。


ブラジルは広く、今回は都市部だけの旅だったが、充実した内容だったと感じている。


トラブルなどは無く、建築、街、食べ物など堪能することが出来た。


街や人は当初のイメージと異なり、成熟し、洗練され、豊かさを感じる。


是非また訪れてみたいと思う。


by kawazoede | 2019-11-15 00:00 | ブラジルの旅’19
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