設計事務所のブログ
by kawazoede
会議

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夕方、大阪市内にて某会議に出席。

議論の中で、幾つか最近気になることを想起した。

現在の日本の閉そく感についてだった。

一つの原因に、権力者の利権乱用、価値観の押し付けを感じる。

オリンピックの汚職の問題、一連の政治家と某教会の関係、国葬の問題などニュースとしても目に付く。

日本の現在の権力者は、多くの場合、高齢者が占めている。上記で問題の対象となる権力者は若者ではない。

極端な個人主義を感じる。

新しいもの、若い人々が伸びにくい環境となってしまっている。

もう一つに、あまりにも国内向け・内向的になりすぎている点がある。

国内のみの物は、何れグローバルなものにシェアを取られていく事になるだろう。

(一例として食べログとGoogleの関係を見れば一目瞭然)

それらは日本の過去のアドバンテージを浪費しているとも言える。

日本は明治以降、グローバリズムの渦中にあり、その中で活路を見出すしか発展の見込みはなく、世界の動向を注視し、常に変化を続けなくてはならない。

特に工業製品にそれを感じる。例えば某大手車メーカーのEV化の遅れは、世界の流れから見れば今後シェアを減らしていくだろう。


内向きの経済は、日本国内でもある程度のシェアがある為、暫くは続いても過去のストックを消費することになり、近く底をつく可能性がある。

何らかの再生が望まれると考えている。


by kawazoede | 2022-09-10 21:54 | 日記
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