設計事務所のブログ
by kawazoede
フィリップ・スタルク氏のプレゼンテーション

先月末、京都で開催されたフィリップ・スタルク氏のプレゼンテーションに行ってきました。

フィリップ・スタルク氏は、世界的に活躍するプロダクトデザインの巨匠であり、私は30年以上前からのファンで、まさにレジェンドです。イベント情報を知ると、すぐに申し込みをしました。

当日は会場がすでに多くの来場者で埋め尽くされており、会場の端からやっと見える角度で拝聴しました。

プレゼンテーションでは、これまでイメージしていたスタルク氏の一面と、新たに知ることができた一面があり、大変有意義な内容でした。氏がデザインに取り組む際には、まずコンセプトを構築し、そのコンセプトとデザインが合致するかを綿密に検証していると知りました。中には数年から10年もの期間をかけるプロジェクトもあるそうです。

直感的なデザインではなく、最初にロジカルな思考を重視する姿勢には強く共感します。その後のデザインの展開には、氏ならではの非凡さが感じられました。

プレゼンテーション終了後、スタルク氏から「写真を撮ってもいいですよ」と気さくに声がかかり、お写真も撮らせていただきました。

記憶に残るひと時となりました。

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by kawazoede | 2024-11-03 20:35 | 日記
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