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雪が降る前にと、出雲と松江に行ってきました。
出雲大社は過去に一度、参ったことが有ります。 建築を見る目や感じ方は、時間が経つと違うものがあります。時間の経過とともに、自身の建築に対する考え方は、加えられた情報や経験を基に変わっていくものだといつも思います。
前回から21年ぶり。
参道は松の並木の真ん中を通る物でしたが、今はその両側に舗装道が整備されていました。
拝殿の左に有った旧庁舎(菊竹清訓氏 設計)は老朽化により建て替わっています。
拝殿を右に抜けて、八足門の奥の本殿を見ます。
参道からここへの軸線は、一直線ではなく若干のずれがあります。
また本殿自体も建物の妻側の中心ではなく向かって右側へと上がっていく階段があります。 妻壁の中心に柱があり建物の構造上の理由なのか、中心を避け右側に、が先なのか読み取れませんが、敢えてそれを選択しているようにも感じます。平入で正殿の中心に入る形の伊勢神宮との大きな違いがあります。 軸線のずれや中心を避けることはより日本的な趣向ではないかと考えます。
本殿の周りを一周することが出来ます。
背面はより近い位置で本殿の妻側を見ることが出来ます。
前回よりも建築のスケールの大きさを感じました。
古代では48mあったという説もあります。
出雲大社のすぐ近くに島根県立古代出雲歴史博物館があり、こちらでもその歴史や遺構を見ることが出来ます。
1/10の復元模型は嘗ての大きさを感じることが出来ます。
博物館にはその他の展示もあり、大量の銅矛、銅鐸に目が行きます。
大和朝廷と並ぶ勢力を出雲大国が当時持っていたことを感じさせます。
移動し松江の島根県立美術館へ。
こちらも21年ぶり。
2022年6月に改修後オープンという事で、以前の状態を良く維持されています。
この場所に建つ美術館として良いスケール感です。
幹線道路と宍道湖に挟まれた敷地です。
道路の喧騒を建物で遮り、宍道湖に向けて開放され、全体を曲面でつなぐ空間構成は素晴らしいと思います。
写真は屋上展示で21年前と今回。好きな彫刻はちゃんと残っていました。
帰りの道、地元の酒造の李白さんで、日本酒を購入することにしました。
超辛の「やまたのおろち」を購入。
後日頂き、さっぱりで美味しいお酒でした。
by kawazoede
| 2024-12-20 14:03
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