設計事務所のブログ
by kawazoede
CH-20/エルボーチェア
10月22日
朝より計画案を検討する。昨日作成した案とスタッフの案を見直し、更に進めてみる。
午後、高砂に移動。荒井の家の打合せで建築主御自宅へ。途中、加古川の河口付近を通るルートで何時も向かっている。河口の先に広がる瀬戸内海を見るポイントがある。霞んで淡路島は見えず、川が外洋へ注いでいる様な錯覚を受ける。「そうで在ったら」と言う願望のイメージかもしれない。
到着後図面の変更点、資料などを御説明する。協議事項もディテールに移っている。実施図をペースアップさせなくてはならない。
事務所に移動。加古川バイパスはスムーズだったが、元町付近で渋滞する。
16時半より、姫路I邸の建築主との打合せを事務所で行う。今日は、事務所見学も兼ねて来て頂く事になった。実施設計図の最終打合せの為、建築図、設備図を詳細に御説明する。大きな認識のずれは無かったが、若干訂正箇所が発生した。
夜、家具のショールームへ。前より検討していた妻のデスク用の椅子を購入する事にした。ハンス・J・ウェグナーが1956年にデザインしたCH-20/エルボーチェアである。同じくYチェアは1949年のデザインであり、どちらも良い椅子と思う。素晴らしい事はこれらの椅子がデザインされて既に50年以上が経過し、今でも広く愛されている事である。因みにアトリエのダイニングでの毎朝は、ビーチ材のソープ仕上げのYチェアが迎えてくれる。
船便の為、納品は4ヵ月後の楽しみとなる。
アトリエに戻り、今日の議事の整理、その後計画案を検討。
by kawazoede | 2006-10-22 23:59 | 日記
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