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10月30日
朝、小野の家具の工房へ。姫路の町屋のダイニングテーブルが出来上がっていた。天板にリボスなどの自然系塗料も考えたが、今回、工房のO氏からの提案で、薄く塗るウレタン塗装で仕上げてもらった。光沢が少なく落ち着いた感じに仕上がっている。材料にはタモを使っている。天板の幅は800mmで1枚物ではなく、3枚を接いでもらった。反りを押さえるために天板の裏に溝を切り、そこに角材が2本取り付けられている。事務所の天板も2枚接ぎのケヤキの板を使っている。もともとは床の間の床板に使うためのもので20mmしか厚みがなく、半年が経ち先日気づいたのだが、かなり反りが出てしまっている。反り止めで角材をビスで留め、溝を付けずビスの引き抜きだけで持たせようとしたが、うまく行っていない。木の動きを止めるには木を使う方が正しいのかもしれない。大分前になるが、木製棚の可動棚を支えるダボを、ステンレス製と木製の比較で同じ荷重を掛ける実験を、メーカーでしてもらったことがあった。面白いことにその結果は木製が強いと言うものだった。ステンレスダボそのものは変形しないが、ダボが掛かる木材部分が過重に耐え切れず、木部にダボがめり込んでしまっていた。木部に使う金物はあくまで補助的な使い方が望ましい。そう考えると今、建築基準法で定められている構造材の金物留めに頼る工法は、長期的な強度が非常に曖昧でるように思う。 O氏とテーブルを担ぎダイニングに搬入する。Yチェアが今かと待ち受けている。寸法、素材ともよく合っている。 ![]() ![]() 事務所から埠頭が良く見える。たまに船の汽笛が何の予兆も無く突然鳴り、飛び上がる程の音ではないがお腹に響く位の音で、よく吃驚する。 幾つかの検討案をスタッフ、コラボのN氏と協議する。意見が統一できず紛糾する。立場としてはまとめるべきと思うが、難しい。 アトリエに戻り更に案の展開を始めた。スタッフも自宅で検討してくれているようだ。ファックスが届く。もう一頑張り。
by kawazoede
| 2006-10-31 00:22
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