仏式の地鎮祭
11月5日
実家の庭に手を入れる相談を受け、造園屋さんと打合せする。庭の管理も大変と言う事で、手が掛からない様、豆砂利を敷き、水を溜めていない池を埋める様話をする。使う豆砂利の色が数種類あって、近くで過去に施工した庭があると言う。造園屋さんと一緒に見学の為移動する。踏み石の間にモルタルを詰めるか、隙間を大きくして豆砂利を詰めるか、少しの変化で見え方が違う。
日本庭園の変遷の歴史は時代の変化と関係性が強い。庭が建築空間を構成する要因として、大きな位置を占めてきたことは良く知られる事である。
アトリエに戻り、実施設計の設備質疑に答える。昨日、建築主と打合せした内容も踏まえ回答用の図面と資料を作成し、一部が出来上がったところでメールを送付する。
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午後、高床の家の地鎮祭へ。既存建物は解体撤去され、更地に地鎮祭用の竹が立てられていた。祭事を行う人の出で立ちが何時もと違う。今回は仏式による地鎮祭だった。大きな進行の流れと祝詞の一部は同じだが、神式とは全く違う興味深い式だった。祭事は無事執り行われ、いよいよ工事の段取りとなる。その後、直面している問題点について建築主、施工者を交えて打合せを行う。地盤調査の結果から地盤改良の必要性を御説明する。上棟を仮に12月11日に決定する。
今朝の打合せの際、実家の戸袋から突き出ていた釘の頭でシャツを引っ掛けてしまった様だ。気に入ったシャツだったが、仕方がない。ボタンダウンやステッチの入ったシャツは殆ど着ない。求めるシンプルな形の物は意外と少なく何時も気に入ったシャツを探す事に苦労する。
アトリエで午前中の質疑回答の残りを作成。夜、全てを送信した。
by kawazoede | 2006-11-05 22:36 | 日記
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