設計事務所のブログ
by kawazoede
建築士との世間話
11月9日
朝の時間帯で、小学生の集団登校をよく目にする。信号で止まった際、一人の小学生が泣いて皆と違う方向に走り出す姿を見る。昨今の学校の事情が気になり声を掛けようか躊躇ったが、結局何も出来なかった。子供の問題は子供達で、が基本と思っているが今はそういう時代ではないようだ。それでも何処まで介入して良いのか、難しいものである。
事務所で書類の準備をする。完了後、アポイントを取っている建築士2人の事務所を伺う。近況の話として、それぞれ別の話題が上がった、一つは設計者が被告となる訴訟、もう一つは新しい素材やデザインだった。いずれも興味深く聞いていた。他の設計事務所訪問は、計画中の模型や、デザインの現場を垣間見ることが出来る楽しみがある。
午後、別の知人の建築士T氏が突然来所された。久しぶりにお会いし、近況の話が長くなった。その中で気になる事があった。去年暮れからの構造偽装の事件で、一般ユーザーが小さな設計事務所を嫌い、大手住宅メーカーに流れていっていると言うものだった。事の信憑性を図る術もないが、事実とすれば残念な話である。設計事務所とハウスメーカー、同じ家作りと言っても出来上がるものは全く別の存在であり、プロセス、デザイン、最後にマインドは比べられる物ではない程掛け離れている。
今日は建築士から3通りの違う話を聞くことが出来た。
昼過ぎから、昨日に引き続きスタッフと進行中の実施設計図のチェックを行う。2時間ほどかけてじっくりと見る。平岡町の家の施工会社のI氏より、プレカット図チェックについてお電話を頂く。一度見た図面の為、チェックポイントを急いで見る。数点のチェックを電話で伝える。
夜、高床の家の施工会社に立ち寄る。性能保障の図面でこちらが準備すべき物を届ける。
アトリエにて計画案検討。
by kawazoede | 2006-11-10 00:05 | 日記
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