設計事務所の日記
by kawazoede
ダイニングテーブル
11月14日
昨日程ではないが、今朝も不調は変わらずアトリエを出る。Zigzagの現場へ。内部の養生も取れ、洗いも終りきれいに仕上がっていた。キッチン、洗面台など全容を確認する。いい仕上がり。
事務所に到着し、スタッフと打合せ。実施設計のUPは1週間を切った。ペースを上げないといけない。午後、民間確認検査機関へ。大きな問題なく訂正を終え、直に確認済書を発行してくれた。途中の道に見える東公園のルミナリエの装飾は終わっているように見える。機動隊の警備もまだ続いている。何時まで続くのか?
事務所にて、プレゼン用の図面を作成。既に竣工した建物のコンペへの応募を予定している。
大事を取り、早めにアトリエに戻る。アトリエまでの道の途中にZigzagの現場が見える。暗闇に内部の明かりが灯っている。誰が工事しているのか気になり、立ち寄る。コーキング屋さんだった。夜の光の中で見る空間は昼間と全く違う。昼間見えていた風景は見えなくなり、多方向から入り込む光も無く照明計画でコントロールされた光で美しい。無駄な要素が見えなくなり、表現したい物だけが見える。外部に風景を求める事が出来ない市街地の計画では、夜の空間のほうが美しく感じるのかもしれない。ダイニングテーブルも完成していた。天板の真ん中のスリットに縦に積層した硝子がはめ込まれ、小口で乱反射した光を放っている。
アトリエにてコンペ案を検討。スタッフの案と合わせて考えを進める。
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by kawazoede | 2006-11-14 22:02 | 家具
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