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11月17日
早朝、平岡町の家の現場へ。大分冷え込む様になって来た。現地付近の空き地に施工会社のI氏、大工さんが集まっていた。知った顔の人が多い。棟梁は以前、他の住宅を2度、施工頂いた方で安心する。レッカーが据えられ材料が動き出す。丁度建築主も到着される。段取り良く組みあがって行く様子に驚かれているようだった。よく言われることだが、敷地に遣り方をした時、基礎コンクリートが仕上った時、上棟の時、内壁のボードを貼った時、内装が仕上った時と、徐々に部屋の広さのイメージが狭い→現実と変って行く。敷地の状態で見ると狭いと嘆かれることがあるが、先ほどの視覚イメージの変化をよくお話しする。 事務所に移動。見積の減額検討書を作成。その後、高床の家の検討用パースを仕上げる。 夕方、パートナー、スタッフと平岡町の家の現場へ。大分出来上がって何時もよりペースが速い。15時半頃到着すると、レッカーは撤収中だった。建築主は建物の大きさや空間の広さをゆっくりと確認されていた。スタッフも自分が描いた図面の初めての具体化は興味深い物ではないかと思う。4時半には完了し棟札を取り付け上棟は完了した。職人さんも引き上げた後、上棟した建物の下で材料や空間について御説明する。建築主の喜びが伝わってくる。広さのイメージの変化については納得頂けたようだ。 高砂へ移動。荒井の家の建築主御自宅で実施設計の最後の打合せを行う。意匠図、構造図、設備図を御説明する。若干の訂正と変更事項があった。次のステップへと進んでいく。 アトリエに戻る。今日も針金を使ってのスタディ模型製作は続く。やっと要領を得てきた感じでデザインは出来上がりつつある。 敷地を探す為にGoogle・マップを良く使う。航空写真にモードを切り替えて周辺建物の状況を見る事もある。時間がある時に過去に旅行で行った印象に残る町を探す。泊まったホテル、見た建築物等、殆ど探し当てる事ができる。ここにサグラダファミリア、あちらにカサ・ミラ、ここにはカタルーニャ広場、新市街とゴシック地区は区画の形状が全く違う等、見ていると楽しくなってくる。これを使って一つ論文が書けるのではないかと思う。驚くべき事に、国交の無い国の首都や他国の空軍基地まで見る事が出来る。それは滑走路にある飛行機の機種が分かる位、解像度の高い物である。
by kawazoede
| 2006-11-18 00:35
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