設計事務所のブログ
by kawazoede
護摩焚き
4月29日
朝、若干遅めに起床。身支度をしキッチンのショールームE社へ向う。荒井の家の建築主と待ち合わせとしている。行楽日和の良い気候である。
早めに到着し、E社スタッフのH氏と言葉を交わす。東京で建築設計をされている御親戚が居られるという切り口から、ある話が広がった。何気なくお名前を聞くとP事務所のO・T氏だった。O氏といえば早くからコンピュータをデザイン検討に積極的に取り込み、今や所員200人を抱える組織設計事務所(?)を率いる著名建築家である。以前、建築士会の講演会で神戸に来られた事も有った。多くの設計者が抱く事務所のアトリエ的なイメージを排し、建築設計をビジネスとして確立された、と自分の目には移っている。建築家の地位向上という観点で、ある理想だとも思っている。
建築主が到着し、詳細を打合せしていく。図面だけでは分からない所があり、ショールームに来られた事は正解だった。
北へ移動。高床の家へ。竣工写真、その他書類等をお渡しする事と、気になる点を確認のため伺う。お住まいは気持ちよく生活されている様子が伝わってくる。しっくり来ていて嬉しく思う。今日この地区では「護摩焚き」が行われていると言う。実は「護摩焚き」なる宗教行事は初めて知った。高床の家のリビングから、向こうの通りを歩く行者さんが見える。その後を地域の消防団が消防車で続く。少しお話しし、アトリエに戻る。
夕方、実家で夕食を頂く。帰省している0歳児の甥っ子に会う。
アトリエに戻り、詳細図検討。思うように進まない。
by kawazoede | 2007-04-29 23:40 | 日記
<< 設計契約 連休初日 >>