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カテゴリ:スリランカの旅’14( 1 )
スリランカの旅’14



9月11日~18日


1日目・・・

国内線で関空→成田、スリランカ航空で初めての国、スリランカへ。

スリランカ航空の機内の注意事項説明のモニターに、色々な服装の人たちの絵が映る。面白い。


スリランカ・コロンボ近郊のバンダラナイケ国際空港に現地時間1900過ぎに到着。空港は簡素だが清潔な印象だった。


入国審査は問題なく終了。私とパートナーの個人旅行では、荷物を預けず機内持ち込むようにしている。その為、空港のセキュリティエリアから、早めに出る事が出来る。ゲートを出ると直ぐ、両替の店舗が4軒ほど正面に並んでいる。それぞれ手招きしているが、どちらもレートは一緒のようだ。結果、一通り見た最後のお店で両替。きっちり機械で紙幣をカウントされている。明細も渡してもらった。お金の扱い方は、その国の人々のモラルの様子も反映している。安心できそうだ。

両替店の後ろに待合の席があり、多くの人が座っている。ホテルに車をお願いしていたが、名前を書いたカードを持った人が何処にも見当たらない、とキョロキョロ。すると一斉に人々が立ち始め、カードに書かれた名前を挙げてくれた。飛行機の到着から出口までが早すぎて、皆、油断していた様子。自分の名前のカードを持ったドライバーを見つけ、ホテルに向けて移動。

最初のホテルはJetwing lagoon(旧Blue lagoon)だった。空港が有る町ニゴンボの、ラグーンの西端の細い陸地エリアにある。

Jetwinglagoonは一度廃墟化した後、増築も加え再建されたホテル。

はっきりと何処までがジェフリー・バワ氏設計のオリジナルかは良く分からなかった。

ホテルのエントランスは寄せ棟で、壁4面に建具が無く開いている。開放的な空間。外部は水平方向に広がり、内部は垂直方向に広がる。


宿泊の客室はオリジナルとされているバワ・ルームだった。二戸一の平屋の建物で、二戸共有のエントランスポーチから部屋に入る。

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切妻の屋根形状を活かした天井、半屋外の広いバスルーム。気持ち良く過ごさせてもらった。特にバスルームは、今回、幾つか滞在したホテルの中で最も良いものだった。屋根は掛かっているが中庭、壁と屋根の間のスリットがあり、日本的には屋外。しかしスリランカ的には屋内と言っても差支えないかも知れない。

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100mのプールは後からの増築のようだ。後の増築とはいえ配置、ディテールなど良くデザインされている。レストランは穏やかなラグーンに面している。

以下は今回は宿泊していない部屋・バワ スイート。
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2日目・・・

コロンボから列車に乗るべく、フロントでタクシーをお願いした。すると昨日、ホテルまでつれて来てくれた同じドライバーだった。移動中、見かける乗用車は殆ど日本車で、その他だとトラックやバスでインド車を見かける。日本車の浸透は世界に広く深い。

ドライバーから、目的地のゴールまで「追加料金で行けるがどうか?」、との提案もあったがインド洋の海岸線を走る電車を楽しみたい旨伝え、コロンボ・フォート駅で降ろしてもらった。


事前の情報で列車内は混雑する事や、チケットの購入を窓口でと予定していた事もあり、出発時刻より大分早めの時間に駅に着いた。

ゴールへ行く事が出来る列車の本数は、2時間に1本程度と多くない。1419に乗るよう窓口でチケットを購入。混雑を避けるため1等席を予約と考えていたが、23等の自由席しか元より無いとの事だった。

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駅の周りは人が多く、初めての場所でやや不安。土地勘がまだ掴めず、炎天下の中、荷物と共に歩く事は難しい。結局、駅のホームでゆっくり待つ事にした。ベンチに座っていると、隣に座った小さい女の子が、ブドウを一房プレゼントしてくれた。写真を撮っても良いかご両親に聞き、カメラを構えると、恥ずかしがって残念ながら旨く撮れなかった。


暫くすると向かいのホームに列車が入ってきた。急にホームから一部の人々が線路に降りだし、列車が止まるのを待っている。

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列車が何処に停車するか分からない様だ。その為、乗車口で一列に並ぶ事が出来ず、到着時に混雑する。一部の人々は反対側の乗り口から乗り込み、席を取るためだった。それでも騒ぐ人は無く、静かな席取り競争は一先ず完了した。


私達が乗る列車も恐らく同じ事を予想し、早めにホームに立ったが考える事は皆同じ。

乗り込むと既に満席、通路にも連結部にも人が一杯で、パートナーと2人立ったままの発車になった。直ぐにインド洋の海岸が車窓に見え出す。多くの区間、海岸線との際を走る様子は、他では見ることが出来ない車窓と思う。繰り返し打ち付ける荒い波に見入ってしまう。

途中幾つかの駅に停車したが殆ど降りる人は居らず、乗り込む人ばかりで更にギュウギュウつめ。


立っていた直ぐ前の席の母娘が2人席を詰めて、1人分パートナーの為に空けてくれた。色々とお話しが出来たよう。結局ゴールまでの2時間半、私は立ったままだった。


ゴールの駅から次のホテルJetwing Lighthouseまでは初めてトゥクトゥクに乗ってみた。一応値交渉し、2.3kmの距離を400ルピー(¥330位)で契約成立。

ホテルのエントランスに入ると直ぐに上階への螺旋階段に目が行く。階段の手摺の存在感が大きい。

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バワ氏の友人であるラキ・セナナヤケ氏による彫刻。スリランカとポルトガルの戦いを表している。1層上がった所にエントランスロビーがあり、其処からインド洋を望む事が出来る。重く、やや暗めの階段室から、明るい海の風景へと一気に視界が広がる。シークエンスが素晴らしい。地形をよく読みデザインされている。


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低く下がった土地にプールが2箇所ある。海の水面に近くなるようデザインされ気持ちよい。


3日目・・・

ホテルの朝食で、スリランカの料理エッグホッパーを頂く。外側の米粉の皮がよい味を出している。


ホテルから3km程のゴール市内へ。今回もトゥクトゥクで移動。市内まで乗って徒歩で廻ろうかと思っていたが、ドライバーから市内を廻ってホテルへ戻るまでの提案があった。主だった所への移動と、其処から6km離れたウナワトゥナ ビーチまでの往復で金額を聞き、廻ってもらう事にした。因みに1,800ルピー(¥1,500位)だった。

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ゴールもスマトラ沖地震での津波被害は甚大だった様だ。車中から「あの建物の2階まで海水が来た」と教えてくれた。


半島を囲むように造られた要塞の壁は、津波からその中を守ったらしい。

ゴールの旧市街、新市街には仏教、ムスリム、ヒンドゥー、カトリックの建物が混在している。本来宗教間で争うことなく共存できるはず、と感じさせる。






旧市街地はコロニアルな様式で、比較的落ち着いた印象。


ウナワトゥナは知人からお薦め頂き、向かう事にした。

ウナワトゥナビーチは西側の荒い海に対し、入り江の為かやや波が穏やか。綺麗なビーチだった。

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知人から情報があったように海辺のレストランで昼食。

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ショーケースの魚の調理法を丁寧に説明頂いた。(※もめている図ではありません(^^)

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魚の切り身とカレーをオーダー。壁が無いため、海風が気持ちよいテーブルでの食事で、料理も美味しい。

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ホテルに戻り夕日を楽しむ。


4日目・・・

午前中、タクシーで次のホテル・Heritance Ahungallaへ。途中、幾つかの賑やかな町を抜け、津波の慰霊碑で合掌し到着。


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エントランスから直接、インフィニティプール、海へと視界は広がっている。海からの気持ちよい風が吹きぬける。余りに風が強い為か、建具が無い海側に透明なカーテンが設置されたようだ。時間帯により上げ下げされていた。

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敷地の奥にももう一つプールがあり、其方はエントランスのプールに比べ落ち着いた雰囲気となっている。

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夕食は、パートナーとホテル内でいただく事にした。チキンとビーフのカレーをオーダー。シェフお勧めの野菜のカレーが複数付いて、テーブルの上は数種類のカレーとスチームトライスで一杯。

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美味しい、、、しかし辛い、、、ビール、、、を繰り返し、後半やや意識もモウロウ。本当に美味しかったが、半分ほど残してしまった。


5日目・・・

午前中、タクシーでLunugangaへ。Lunugangaはバワ氏が50年かけて作り続けた理想郷ともいえる建築と庭園。バワ氏の没後、ホテルとして施設を運営されている。

余り人が行かない場所なのか、ドライバーも初めて行くとの事だった。途中の道はジャングルの中の小道の様相。

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門の前で車は止まった。門の上に鐘があり、早速ドライバーが引っ張って2回ほど鳴らしてくれた。これで本当に伝わるだろうか?待つ事10分ほど、坂の上から人影が見えてきた。

案内の方と坂を上り、ゲストルームの建物の下で待機。そこで入場料を支払い、庭園を中心にご案内頂いた。広大な敷地に幾つかの建物と趣向を変えた庭がある。森の中に忽然とインテリアが現れる印象。

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帰りの道、ドライバーと翌日の移動内容、費用について打ち合せ。一先ず交渉成立。

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ホテルに戻り、ここでも海に沈む夕日を楽しむ。


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昨晩の夕食を教訓に、カレーのメニューと辛くないメニューをオーダーし、バランスをとった。目論見は成功した。


6日目・・・

早朝、食事と身支度を済ませロビーで昨日のドライバーを待つ。約束の時間より早めに来てくれた。ピンナワラのゾウの孤児園に向かってもらった。

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車は軽快に、いや豪快に遅い車をラップしていく。信号機はほとんど見かけない。追い越しの際の対応もルールが無さそうで、しっかりと有る。追い越し、交差点でもお互いに注意すべき暗黙のルールのような物が徐々に見えてくる。そうでなければ、もっと事故や争いが多発してもおかしくない状況だったが、殆ど見かけない。

ピンナワラまで半分くらいの距離の田舎道、休憩をと峠の茶屋に立ち寄ってくれた。質素な造りだが2段屋根のスリットからの光の入り方、土壁に描かれた象の絵が印象に残る。勿論紅茶も美味しく頂く。

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更に疾走。

象の孤児院には昼過ぎに到着。

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これだけの数の象を一所で見たことは初めて。

直接は接触しないよう、管理の方が群れの動きをコントロールしている。


一気にコロンボ市内へ。今回最後のホテルColombo Courtyardにほぼ予定通り到着。

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ドライバーのSisiraさん、お疲れ様でした。

地図上でホテルから海へは歩いて10分ほどの距離。やっぱり海を見に行く事にした。海と歩道の間に数日前に通った線路がある。歩道と線路との境は何もない。線路に入らせてもらった。

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7日目・・・

ColomboCourtyardはコロンボの市街地に、コンパクトながらも中庭やプールを設け、内部に落ち着いた空間を創り出している。短い滞在時間だったが、快適に過ごさせてもらった。

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遅めにチェックアウトし、ホテルに荷物を預かってもらい、歩いて15分ほどのMCマーケットへ。ご当地ブランド、家電、スーパーなど多数お店が有った。見ているだけでも楽しい。

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パートナー、布を購入。


歩いてNo.11(バワ氏の自邸)へ。事前に予約が必要で、日時を指定していた。早めに到着し、エントランスの前で待つ事にした。

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既に先客があるようだ。送迎の車のドライバーに聞くと日本人のツアーらしい。呼び鈴を押し中に入ると、他の方々4名が居られ、私達待ちだった。


奥へ引き込まれる感覚の動線、そしてその先にアイキャッチとなる彫刻や中庭、静寂の空間。2年前に訪れたメキシコシティのバラガン邸にシークエンスが似ている、と感じる。


外部空間と内部空間の境界は曖昧となり、建築空間の一つの理想である、内外空間の一体化を成し遂げている。気候や環境から必然的に導かれる物なのかもしれない。室内を外部と遮断し、空気環境を機械で整える必要性がそれほど高くない。


多くの調度品の中には、ライトハウスと同じくラキ・セナナヤケ氏の彫刻も有った。


狭い階段を上がると屋上へと出る。以前は海まで見渡せたそうだが、今は建物が建ち並びそれは望めない。


凡そ1時間弱のツアー。

そのまま歩いてバワ氏設計のパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェへ。此方は元々、バワ氏の事務所として遣っていた時期も有る。


スリランカでは未だ少ないインターナショナルスタイルのカフェ、ショップがある。

ココナツのアイスクリームとパインジュースをオーダー。今回のツアーでパインジュースは何杯目だろう?よく飲んだ。

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トゥクトゥクにのり、sseema malakaya寺院へ。こちらもバワ氏の設計による物。ベイラ湖の上に優雅な形の寺院が浮かんでいる。美しいプロポーション、水平方向の抜けと垂直方向の広がりのバランスが印象に残る。

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その後、ホテルに戻りチャーターしていた車で空港へ。夕方の道は大渋滞。既に何斜線か分からない程、車がぎっしりと道に詰まっている。余裕を見て空港に向かった為、大きな問題もなく到着。

予定通りの便で帰路に付いた。


また訪れたい国、、、よい印象を持ち帰ることが出来た。


by kawazoede | 2014-09-11 00:00 | スリランカの旅’14