太鼓蔵
10月9日
昨晩、TV番組でボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産のモスタル旧市街を放映していた。学生の頃17年ほど前、ギリシャからイタリアへの移動の際、列車を使うことを検討していたが、旅先で知り合った人から、当時のユーゴには立ち入らないほうが良いとのアドバイスを受けて、空路で移動した事を思い出した。内戦前の事だったが国内の治安がその頃から既に悪化していたのかもしれない。
朝、荒井の家の建築主御自宅へ向かう。車を走らせて直ぐは寒さを感じたが、到着する頃には秋晴れで少々暑い。今日は資料が多く、パートナーと2人、両手に袋をぶら下げて伺う。スタッフ作の1/30の模型と、サンプル、オーダーキッチン見積、検討資料、実施図を基に打合せを行う。お渡ししている図面を良く見て頂いているようだ。実施設計が進むにつれ、より専門的な図での説明の為、読み取りが難しいのではと思う。
アトリエに戻る。ローペースで図面を描く。夕方、姫路の町屋の建築主より、明日の引越しを前に問題が発生したとの連絡を受ける。夜、お伺いする事にした。
現地着後、対策を御説明する。
帰りにアトリエに程近い、佐保神社・上組の太鼓蔵へ。以前、設計・監理させて頂いた建物だが、何時になってもその後の様子が気になるものである。御輿を担いで安全に蔵から出す為、正面に幅4.6m、高さ5.9mの両開きの扉が取り付けられている。扉1枚で300kgあり、特殊な丁番を付けている。建具の反りについて去年と同じ質問をしたが、問題ないとの事だった。簡単な差し入れをさせて貰った。
アトリエにて、現場への指示用の資料を作成。
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# by kawazoede | 2006-10-09 23:11 | 日記
豆腐料理
10月8日
朝、事務所へ。日曜の朝の道は比較的空いている。通常の時間にスタートしても15分早く到着。何時もはフルに開放されている事務所エントランスホールの大きな木製扉が、今日は閉じられている。秋冬は閉じる事になっているのかもしれない。相当な年代物の扉と思うが、分厚い材料を使い、今でも確りした重厚な印象で気に入っている。
事務所にて昨日の打合せ事項を整理し、施工者に指示書をファックスする。
建築相談会へ。粛々とモバイルで図面を描く。昼休み、書店へ。スティーブン・ホール:ルミノシティ/ポロシティを購入。さっと本を開き写真やスケッチを見た印象では、氏の大胆に変化し続けるデザインが新鮮に感じる。詳しい読書談は後日でも。
デジカメで撮った施工完了部分の写真を見直している。1日何度も見る事がある。繰り返し見ていると意匠的な改善点が見えてくる。デザインと言う行為は主観的だが、一旦客観的に成したデザインもしくは自分自身を見る目が無ければ、デザインの発展性が損なわれると感じている。現実的には難しい。
夕方、お豆腐料理のお店で夕食とした。神戸に2店舗あって、今まで行った事が無い方の店舗へ。にじり口風の入り口のある個室で頂く。もう少し天井の高さを押えても良かったも知れないとか、テーブルの上の案内はもう少し減らした方が良いのでは等、余計な提案を勝手に思いつく。料理は満足できた。
アトリエに戻り、実施設計の詳細図を作成。ディテール図を5つ作成。昨日、知人からの相談の中で新しいディテールの実現性はどの様にして確かめているのかとの問いに、徐々にメンバーを細くなり、小さくなりして現在のサイズになってきたと回答した。今も、徐々に変化しつつある。
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# by kawazoede | 2006-10-08 23:03 | 日記
Yチェア
10月7日
朝、Zigzagの現場へ。建築主を交え定例会議を行う。エントランス上部の木製面格子が出来上がっていた。格子のピッチは30mmで格子の幅と隙間は1:1で今回デザインした。基本的に格子間の隙間は格子の幅以下としている。それ以上となると間が抜けた感じがする。建築主に施工状況をご確認いただいた。その他左官工事の納まりを打合せする。内覧会を行うことを御了解頂く。スケジュールを調整しなくてはならない。
姫路に移動。姫路の町屋ではお引越しを前に、各設備の取り扱い説明を行ってもらった。照明器具、弱電、給湯器は一般的な説明で済むところだが、セントラル空調はそうは行かない。モニターには温度、モード、スケジュール、その他でコントロールできる機能が多様だった。いくつか注文された家具のうち、Yチェアが先に届いている。2脚が一つの箱に入り計6脚、ここで新たな生活のダイニングに並ぶ。梱包されていた箱のプリントも気が利いていて感じが良かった。
事務所に移動。途中、姫路市内の2箇所でお神輿を目にする。地域で趣が違っていても「童心に帰り」楽しい物だと思う。
事務所で昨日旨くプリントできなかったプリンターを持ち込み、他のパソコンで試すと問題なく出力。アトリエの使用環境に問題があるようだ。
夕方、知人のH氏が来所。幾つかの相談を受ける。
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# by kawazoede | 2006-10-07 23:44 | 日記
実施設計図
10月6日
朝、Zigzagの現場へ。今日から木製面格子を取り付ける様だ。足場が9日後に取り外される。こちらの現場もいよいよ終りが近づいてきた。
事務所にて実施設計図を作成。途中、設備設計のK氏から質疑のファックスと電話が来る。長いやり取りを数回行う。直接会って打合せすることもあるが、実施図UPが迫っている事もあり電話・メール・ファックスを駆使している。この所、数件実施図が詰まっていた為、協力事務所にも申し訳ない所である。一般的な木造住宅の設備図実施図は電気・機械を合わせて15~20枚ほどである。これに構造図が7枚、建築図が30枚+αで合計50~60枚程の実施設計図となる。図面の密度にも因るが比較的多いほうかもしれない。
スタッフは検討用に模型を作ってくれている。
夕方、オーダーキッチンのE社が来所。見積を提出して頂く。その後、施工会社のD社からリフォームの報告を受ける。何とか問題はクリヤーになりそうだ。
アトリエにて実施図を作成。修理から返って来たプリンタでテストプリントする。梱包を解いているといつの間にか手にインクがべったり付いている。何処からか漏れたのか良く分からないままふき取りデータを送る、が、プリントしない。巷は明日から3連休で、クレームは4日後しか仕方が無いようだ。
# by kawazoede | 2006-10-06 23:25 | 日記
植栽
10月5日
朝、姫路の町屋の現場へ。秋祭りの飾りが増え、道沿いで良く目にする。
現場では外構の電気、板金、植栽工事が行われていた。暫くして2tトラック一杯に積まれた樹木が到着する。一先ず図面通りの位置に樹木を仮置きし、職人さんと打合せする。建築主にも立ち会って頂いた。樹種はシラカシ、ヤマボウシ、シャラ、サザンカ、イロハモミジ、ハナミズキ、カクレミノ、ドウダンツツジその他でどちらかと言えば和のイメージかもしれない。むしろ雑木の雰囲気で素朴な感じの空間となる事を意図している。室内の各室、アプローチ、中庭から樹木の配置を見て位置を決めていく。樹木複数を並べる場合、日本的→より自然らしく→前後にずらす等の手法がある。職人さんとの話しでも共通の意識をもてたような気がする。
I邸の現場へ。設備設計者から依頼されていたインフラの調査を行う。既存建物の敷地内の増築で、配管など注意が必要なところがあった。
アトリエへ移動。夜、西脇市で打合せもあるため、アトリエで仕事を進める。今日は事務所への電話が多かったようだ。スタッフからその都度連絡が入ってくる。
先ほど調査の設備の実施設計用資料を準備する。機器リスト、インフラの配置図をメールで送付する。その後、今日打合せ予定の高床の家の資料を作成。
西脇へ移動。高床の家の見積について打合せする。内容について説明し、方向性を協議した。
アトリエに戻り実施設計図を作成。
# by kawazoede | 2006-10-06 10:19 | 日記