設計事務所の日記
by kawazoede
買い物
1月21日
昨日のニュースで、米政権が一般教書に地球温暖化対策を盛り込む事になるそうだ。具体的な施策を期待したい。
買い物_e0097130_7434556.jpg朝、お住まいになって1ヶ月以上経つZigzagへ。男の子も新しい家にすっかり馴染んでくれたようで嬉しく思う。建築主に何か問題は無いかとお伺いすると、2点ほど不具合が出ていた。既に施工者に伝えられたとの事だった。お住まいの様子をスナップ写真で撮らせてもらう。
アトリエへの帰路の途中、久しぶりにスーパーへ買い物に行く。食料品の買い物はパートナーにまかせっきりで、滅多に入る事が無かった。商品のレイアウトから目的物を直ぐに見つけることが出来ない。チーズのコーナーにたどり着き、説明書きを一つ一つ読む。結果、カマンベールとゴーダを購入。スーパーも結構楽しい。
午後、先日お問い合わせのあったクライアントがアトリエに来られる。アトリエのデザインコンセプトなどを御説明し、その後お話を伺う。土地、生活、仕事など検討されている点を丁寧に説明して頂いた。土地の件が動けば御連絡頂き、進める事になる。
夕方、先ほど購入したチーズとクラッカーを「あて」に、パートナーとチリ産赤ワインを頂く。安上がりだが、至福の一時。
夜、計画案のエレベーションを検討する。
# by kawazoede | 2007-01-22 07:44 | 日記
現場廻り
1月20日
現場廻り_e0097130_2372323.jpg
高床の家の現場へ。少し早めに到着し、施工の状況を確認していく。大工工事で2階の杉のフローリングは8割方完了、1階では天井下地を施工されている。外部の板金工事は丁度、内樋の施工中だった。先日打合せの通り、現場でステンレスの箱を加工されていた。棟梁が設計図を見る為の台を、現場の材料で作られていた。以前、同じ施工会社の別の棟梁も同じように台を作られていたことを思い出した。一寸した細工に心擽られる。写真上は高床の家の棟梁T氏作、下は森田の家の棟梁Y氏作。現場廻り_e0097130_237405.jpg建築主が到着され、施工状況を見ていただく。徐々に空間化している状況に喜びを感じられている。10時の休憩で職人さんと焚き火を囲む。炎には人をひきつける不思議な魅力がある。少し雑談する。皆、真面目そうだ。
午後、平岡町の家の現場へ。建築主を交え定例会議を行う。施工状況をご説明する。建築主より数点、質疑・検討事項が発生した。その後、施工納まりに付いて、管理者のI氏、棟梁のT氏と打合せする。かなり細かい点について打合せする。ディテールへの質問が施工前に寄せられる事は、大変嬉しい事でもある。こちらの設計意図を解し、注意を払ってくれていると言う事になる。出来てしまった後に、壊してやり直しを依頼する事は出来るだけ避けたい、と常々考えている。棟梁が木材を削った「大鋸屑」を掃除している。お願いし袋に詰めてもらう。アトリエの薪ストーブの着火時に結構役に立つ物で、頂いて帰ることにした。
明石へパートナーを迎えに行く。大学のOBの講演会に出席していた。今回は作家の玉岡かおる氏の様だった。
アトリエに戻り、計画案を検討する。案を絞り、徐々に集中の度合いを増していく。
# by kawazoede | 2007-01-20 23:09 | 日記
計画案検討
1月19日
姫路I邸の現場へ。捨てコンに通り芯の墨が打たれている。配筋はこれからで、レベルや納まり詳細を打合せする。敷地に余裕が無く、すぐ脇を車がどんどん通る。つい大声で説明している。現場では特に、はっきりと声を大きくして物を言う様に努めている。チェックした施工図を説明し、訂正図の再提出を依頼する。
事務所に移動。
資料とデータをコピーし、昼からの打ち合わせに備える。
午後からコラボのN氏が来所する。増改築の実施図の打合せを行う。一通り話が終ると、多少情報交換する。ネットで繋がっているようでも、知人の話となると意外と知らないことが多かった。
続けて輸入キッチンと機器のG社、供給会社のO社が営業で来られる。それぞれ興味のある話で話し込む。
灘区の計画案を検討する。昨日クライアントから、丁寧に書かれた要望書を頂いている。更に何か「+」の提案が出来ないかと検討する。
アトリエに戻る。
事務書類を作成し、引き続き計画案を検討。頂いた御要望からプランを整理する事が出来た。新しいアイディアをクライアントの要望から発展させる事がある。建築設計とはクライアントとの共同作業でもあると、良く思う。
今日最後の薪が燃え尽き、仕事を置く事にした。
# by kawazoede | 2007-01-20 00:05 | 日記
施工図チェック
1月18日
朝、高床の家の現場へ。内樋の納まりを打合せする。問題点は想像がついたが、既に解決策を検討されていた。OKを出し、進めてもらう。今日は大工工事、板金工事が行われている。フローリングも近々、現場に入ってくるようだ。
増改築の計画の件で、紹介者を尋ねる。思いの外、費用が掛かるため相談をと思い、話をする。結果、進めることで一致した。急いで実施図を作成しなくてならない。コラボのN氏に打合せ要請の電話を入れる。明日、早速打合せすることにする。
平岡町の家へ。フローリングも終わり、枠廻りに大工工事は移行している。設備のコンセント、スイッチ、その他弱電のボックスが付いている。展開図と電気設備図を見合わせながら現場をチェックしていく。
事務所へ移動。昨日の続きで模型を作成する。2案作成。
プレカット図をチェックする。どうやら、製材所が作成した図面を施工管理者はそのままスルーパスして送ってきた様だ。最近、施工図や設計図を読まない施工者を偶に見かける。段取りとコストコントロールだけで終っているのではないか、と残念に思う。
アトリエに戻り、計画案作成。
# by kawazoede | 2007-01-19 07:14 | 日記
粛々と
1月17日
アトリエに追加工事の見積が届いていた。査定し建築主に報告のメールを送る。午前中は、姫路I邸のプレカット図をチェックする。数箇所間違いがあった。その他図面の不足もあった為、追加頂くよう指示を出す。
灘区の計画案を検討する。その後、別の計画案の検討用模型を作成する。久しぶりにカッターを手に、模型を作る。夕方までに一つ完成した。
アトリエに戻る。造園の見積が届いていた。ほぼ予定額での見積で、電話で発注を掛ける。気がかりは庇の下に植える予定にしているハイビャクシンである。雨がかかりにくく枯れる心配もある。当面、根が付くまで水遣りを注意しなくてはならない。
アトリエにて計画案を検討。
# by kawazoede | 2007-01-18 08:21 | 日記