設計事務所のブログ
by kawazoede
外部の木製建具
2月14日
朝から強い風が吹いている。アトリエでは外部に引き違いの木製建具を使っている。殆どの部分に戸袋に収納された雨戸があり、雨風を防いでいるが、一部に雨戸を付けていない。空間との調和を図るため、既製品の木製建具は使用せず、大工工事で作られた枠に、建具工事のオーダー品を取付けている。引き違い木製建具の短所としては気密性の低さがある。雨戸がない部分では強い風が吹くと、風で押されて隙間風がおこる。開口部は建築のデザインをする上で、重要なポイントと思っている。開口の取り方、枠の納まりで空間は決まってしまうと言ってもよい。木製建具の素材としての良さもあり、設計に際してはそれらを踏まえて選択頂ければと考えている。
外部の木製建具_e0097130_12885.jpg事務所にて計画案を検討する。ラフスケッチから実現性のあるプランに案をまとめていく。
神戸でも風が強い。海の様子を見てみようと4階まで上がった。埠頭に波が打ち付けているようだ。そう言えば、屋上に行ったことがない、と思い更に階段を上がったが扉は閉じられていた。ついでに建物を一周してみた。昭和5年に建てられた簡素で、しっかりした造りの建築である。写真はエントランス。
夕方、PPモブラー等の輸入家具を扱う商社から、更に価格改定の知らせが来る。全体に14%UPするらしい。今のユーロとの為替では、仕方が無い。記憶ではユーロの初期の為替レートは90円程度だったと思うが、今は158円。良質のヨーロッパ製品が求め難くなっている。
アトリエに戻り、計画案を作成。
# by kawazoede | 2007-02-15 01:03 | 日記
2月の陽気
2月13日
西脇へ。高床の家の現場に向かう。大工工事の施工状況を確認していく。数点打合せする。気になる点について、手直しをお願いする。大掛かりになる前に気付き、後戻りはそれ程無くて済んだ。平岡町の家と高床の家は同じ竣工時期を予定している。工事の段取りが各社違い、同じ工期でも見た目の印象が違う。
事務所にて計画案を検討する。コラボのN氏と電話で別の計画案について打合せする。計画の方向性が変り、一からのスタートとなった。リフォーム案で、計画し打合せしないとまだその方向性も不確定ではある。先の長いプロジェクトとなりそうだ。
今日は2月の中旬とは思えないほどの陽気で暖かい。明日は強い風が吹くらしい。
アトリエに戻る。引き続き計画案を検討する。
# by kawazoede | 2007-02-14 08:22 | 日記
杉の香り
2月12日
平岡町の家の現場へ。建築主を交えた定例会議を行う。現場が大分進んでいた。大工工事は終りかけている。外壁、木部、鉄骨階段の塗装色、クロスその他を最終決定して頂いた。現場で数点気になる納まりが発生している。打合せしたが、1箇所結論が出ない。事務所に帰って作図し、回答することとした。棟梁がアトリエの薪ストーブ用に、杉の端材を集めて袋詰めしてくれていた。有難く頂いて帰る。車に積み込み走らせると、振動で杉の香りが車に広がった様だ。一旦サービスエリアで車を降り、戻ると清清しい。走行中、先ほどの納まりを考える。一度現場で結論を出した部分も気になりだした。
事務所に到着。今日打合せの事項について指示書を作成する。気になった納まりも変更図を作成し、ファックスを送る。
メールでお問い合わせ頂いたクライアントと、今日初めてお会いすることにしている。HPを通じてのメールや電話が最初のコンタクトの手段として最も多く、全く面識の無いクライアントとお会いする事が殆どである。出来るだけ先入観やイメージを持たないよう気をつけている。
来所頂き、一通り事務所についてご説明する。HPも見られていたが、竣工写真を改めて見て頂き御説明する。来月予定しているオープンハウスにお誘いすることにした。具体的な打合せはそれ以後となりそうである。
買い物で元町へ。用事を済まし、スーパーでは品薄だったチーズを求めて百貨店の地下へ。売り場で説明書きを読んでいると、店員さんが詳しく説明してくれた。今回はMARQUISとBrie de Meauxを購入。テイストの感想はまた後日に。
アトリエに戻る。今朝頂いた杉の端材を車から降ろしたが、香りがよい為1本だけ残す事にした。計画案を検討。まずは組織図を描き新しい考え方を模索している。
# by kawazoede | 2007-02-12 22:20 | 日記
「おーい でてこーい」
2月11日
朝、通常に時間に起床。
アトリエの近所の公民館へ。数日前、お話を伺い打合せを予定していた。地域には塵の収集について分別、管理など住民主体のルールが設けられている。多くの住民はルールに則っているが、そうではない不法投棄のケースも有るようだ。置き場として何の囲いもされていない場所で問題が発生し、建築的な対策を検討して欲しいとの事だった。最初にこの話を聞いたときから、現代社会の抱える問題の一つを現しているようで、直ぐに考えてみたいと言う気持ちだった。検討依頼を引き受ける事とした。
既に社会的にも地球環境的にも自己が生産し消費した結果に対して、無責任ではいられないと言う意識が浸透している。消費され発生した塵は、塵として捨てれば目の前からなくなるのではない。誰かが収集し、運がよければ分別され、多くは焼却され大気に放出される。そうでなければ海や山などの自然界に一時的にストックされていく。その結果が再び空から自らに返って来る様はまさに、子供頃読んだ星新一著の「おーい でてこーい」そのものである。アトリエの東側のオープンスペースで目に付いたタバコの吸殻を見ながら、今回計画が何かしらのテーゼになればと思考を始める事にした。
アトリエにて図面を作成。夕方までに完了し、別のプロジェクトの計画案を検討する。
現場から、輸入タイルの在庫が切れ、品番変更を依頼されている。3年ほど前からネットで検索出来る輸入建材の商社の商品を、図面で指定している。設計中に建築主に照会してもらった物だった。流通する際、中間に「卸」が入っていない為、商品によっては格安の単価で現場に入ってくる。偶に在庫切れを起こしているが、価格を考えると仕方が無いと諦めるしかない。建築業界も流通の形態が徐々に変ってきた。エンドユーザーにとっては価格面で+、商品の安定性で-と言ったところだろうか?
# by kawazoede | 2007-02-11 22:40 | 日記
丘の家の薪ストーブ
2月10日
朝、西脇へ。高床の家の定例会議を行う。大工工事、電気設備工事が行われている。内部の石膏ボードが張られ、急に進んできた感じを受ける。建築主と外壁、設備、その他を打合せする。
午後、荒井の家の建築主よりお電話を頂く。難航した施工者選定だったが、結論の御連絡だった。まだ、若干の増減変更が残っている為、実際の施工契約はまだ先になる。直ぐに各社へ連絡を入れる。施工見積は基本的に無償だが、作業量の多さから考えると申し訳ない次第である。それでも価格の妥当性を計る為、特殊な状況を除き数社の見積を取ることはやむを得ない。
夜、加西の計画案の現況図を作成する。計画の方向性が変った。状況を総合すると法的・コスト的に増築が難しいとの判断から、リフォームがベースとなる。去年の4月に現況の実測を行った。その時は、解体する建物の図面も必要なかろうとの判断で現況図を作成していなかった。今、改めて実測図を見直すと良く分からないところが多々ある。写真と実測図を睨みながらの作業である。
丘の家の薪ストーブ_e0097130_23483935.jpg夜、丘の家へ。カーポートの段取りについて施工者と打合せに向う。凡その工程、納まり等打合せする。薪ストーブの炎が良い感じで上がっている。アトリエよりサイズも大きく、一度に入れることの出来る薪の量も多い。リビングは吹き抜けている為、寒さを気にしていたが、天井に取り付けたシーリングファンが利いているようで問題ないとの事だった。ファンヒータも有るが、薪ストーブの暖かさには敵わないそうだ。機種はSCAN CI-8GLCBで8,000kcalの出力。
アトリエに戻り図面を作成。
# by kawazoede | 2007-02-10 23:48 | 日記