車のトラブル
12月25日
朝、高床の家の中間検査申請書を提出に兵庫県土木事務所へ。費用の納付、申請書の提出を終え事務所へ。何時も通る道で車のトラブルが発生した。走行に問題がある。結局、ディーラーに引取りに来て貰う事になり2時間ほど待つ。帰りの手段がなくなってしまう為、一緒にアトリエまで乗せて貰う。修理は年明けになりそうである。
アトリエに戻り急いで年賀状の宛名をプリントする為、データ上でレイアウトを調整する。先日仕上がった書式がこちらの指示した物ではなく、急遽調整が必要となった。調整し約150枚のプリントが完了したのは19時となった。車のディーラーから代車が戻ってきたとの連絡を受け、取りに向う。久しぶりに夜の路線バスに乗る事になった。独立前の通勤では電車の駅から更にバスを使い事務所に至るルートだった。帰りの最終のバスを待っていた時の事を思い出す。たしか10時5分が最終で、これに乗れる日は殆ど無く、2km弱の駅までの道を良く歩いた。
アトリエに戻り計画案を検討し1案作成。その後、年賀状を整理する。
# by kawazoede | 2006-12-26 00:17 | 日記
薪調達
12月24日
朝、ゆっくりとするつもりが隣の銀行で早朝から始まった工事で目が覚める。音の小さな物であれば仕方が無いと諦めるところだが、重機を使った土間の「はつり」で地響きまでしてくる。今日が日曜の為、明日から営業で年末の混雑を避けてとの銀行の意図が見えてくるが、事前に何の説明も無い。日曜の工事を避ける事が、建築業界では常識化している。抗議が通ったのか午前中の「はつり」作業は行われなくなった。
薪調達_e0097130_2243472.jpg薪調達_e0097130_2244023.jpg午後、薪を購入に向う。ストーブの設置も今がシーズンで、忙しいとの事だった。薪の調達コストを抑えるため、割って山積みされた乾燥していない薪を自分たちで1本ずつ積み込む。勿論針金で括られた乾燥薪も傍らには置いてある。厳密に環境的な視点から薪ストーブを考えると、薪を割り、輸送するにも化石燃料は使わざるを得ず、出来るだけ人力で調達する事が望ましいとなる。借りた軽トラの荷台に一杯に敷き並べる。これで2ヵ月分程の量である。アトリエに戻り軒下に積み上げる。
庭のメンテを行う。ふと気づくとZigzagの建築主が声をかけられていた。お住まいは快適との事だった。ただ、杉のフローリングに既に傷か入ってしまったと気にされていた。
# by kawazoede | 2006-12-24 23:04 | 日記
地鎮祭
12月23日
起床し直ぐに外の様子を確認する。雨は降っていない、安心する。今日は姫路I邸の地鎮祭が予定されている。姫路に移動。現地では既に神主さん、施工担当者が準備を始めていた。地縄が張られている。図面とのズレを確認していく。敷地は実測より若干広いようだ。建築主と協議し北の庭に余裕を作る配置へ変更した。地鎮祭は滞りなく完了する。ただ、独立後で初めて「苅初の儀」が行われない地鎮祭となった。過去において建築の際、設計者という職能はなく、大工職だけで設計施工を行ってきたと言う日本の歴史から言えば、この儀式が行われるようになったのは、それほど昔ではないような気もする。因みに上棟時に納める「棟札」にも建築主名、施工者名は有っても設計者名を記す欄は無い。式の終了後、建築主を交えて数点打合せを行う。実質的な工事は年始からとなる。
加古川へ移動。午後、平岡町の家の建築主と定例会議を行う。今日も現場では棟梁が作業をされていた。断熱材も終り最後のサッシを取り付け中で、次の工程はフローリング貼りとなる。鉄骨階段は問題なく取り付けられていた。建築主に施工の現況をご説明する。年内の打合せはこれで最後となった。来年早々に次回打合せ予定を決め、現場を後にする。
事務所に移動。事務所で所要を済ませ、元町へ。注文品を受け取りにパートナーと向う。年末でルミナリエ程ではないが人出が多い。
最近、原油高の頃からと思うが建設コストが上がった、上がりつつあると言う話を良く聞く。鉄不足から来る鉄骨、鉄筋価格の高騰、原油高による値上げ等考えられる要因は幾つかある。近傍の数件の見積で予想に反した値段が出てきている事は事実であるが、今のところそれを確証出来るほどのデータではない。実際のところ如何なのだろうか?
# by kawazoede | 2006-12-23 22:38 | 日記
焚き火
12月22日
高床の家の現場へ。大工さん2人が作業中だった。床と外壁の合板が取付けられている。徐々に空間らしくなってきた。年内に屋根の施工は難しいとの事だった。ルーフィングの上にしっかりとしたシートの養生をしてくれている。棟梁T氏と窓枠等打合せ。焚き火_e0097130_851865.jpg南の庭に休憩時に暖を取る為の焚き火がパチパチと音を立てていた。現場で発生する廃材をくべていた。よく小さなドラム缶を使われているが、変わった形で目を引いた。周りに建物が少なく、広い敷地でしか見る事の出来ない冬の現場の風景。
事務所にてスタッフと打合せする。昨日までに届いた質疑回答書に目を通す。多くの質疑は来ていない。作成後ファックスし計画案の内観を検討。
年賀状の葉書の印刷が上がってくる。一見してこちらがオーダーした形と違う。事前にサンプルやデータを渡し、説明したにも拘らず根本的な間違いが2点あった。これから再度となると時間が間に合わない。結局諦めて引き取る事とした。
夕方、オーダーキッチンのメーカー担当者が来所し、高床の家の施工詳細について打合せを行う。かなり突っ込んだ点まで打合せを行うことが出来た。建築主の判断が必要な数点を保留とさせて貰う。仕上りは期待できそうだ。
夕方、コンペのプロデュース会社から、昨日打合せの件について変更点の伝言を聞く。計画に入るとクライアントの微妙なニュアンスは直接話しをしなければ、期待通りの案を作成する事は出来ない。言葉や表情の内に秘められた真意を理解する事に努めている。今回の依頼も不明な点があった為、直接お伺いする。
アトリエに戻り計画案を検討。
# by kawazoede | 2006-12-23 08:05 | 日記
計画案打合せ
12月21日
事務所にて、計画案パースを作成。午前中に作成完了しプリントを開始する。画面上で見ている色とプリントで出てくる色は微妙に異なる。プリンター、モニターのどちらにも原因はある。プリントしてPC上で色を調整し、またプリントを繰り返す事になる。
建築の形態を検討しながら、幾つかの本を読んでいる。新しいテクノロジーで既存の概念から解き放たれ、重力、光、風等に対し自由な形態が生まれている。それでも水平面に対しては絶対的な影響が建築には付きまとう。風や光はコントロールできるとしても、雨に対しては昔ながらの方法で対処せざる得ない。防水能力が幾ら向上しても、水を切るという機能面が障害になり、外部で完全なフラットの面を作ることは出来ない。幾何学で建築を作ろうとしても、何処かにしわ寄せが起きる。同じく純粋形態で建築を作ろうとしても、同じ問題が発生し、極力目立たないか目の錯覚に頼って誤魔化すしかない。建築が彫刻とその生成プロセスを分かつ大きなポイントと思っている。近代建築以降のデザインに矛盾を感じながら、何かしら別のデザインコンセプトが必要と考えている。
計画案打合せ_e0097130_0795.jpg姫路に移動。計画案の打合せを行う。パースと模型でプレゼンを行う。5つの案について御説明し、意見を交換する。凡その方向性は決まりそうになったが、次回まで検討頂く事とする。平面に対して新たな御要望を伺う。若干の変更が必要となった。
アトリエに戻る。到着時にアトリエの敷地内で一寸した事件があった。所有するとは同時にそれを守らなければならない義務が発生する。今日はその事を痛感させられる。
# by kawazoede | 2006-12-22 00:07 | 日記
鉄骨階段
12月20日
鉄骨階段_e0097130_03139.jpg朝、平岡町の家の現場へ。大工工事・板金工事が行われている。軒先の納まりについて打ち合わせ。空間のイメージを確認していく。2つの中庭に挟まれた和室のスケール感や光の入り具合、リビングと浴室からの中庭の見え方等。今回計画は密集した市街地にあって、中庭がプライバシーを守り、かつ内部空間を視覚的に広げると言う意味でデザイン的に重要なポイントとなっている。暫くして鉄工所のトラックが到着。荷台に先日打合せの鉄骨階段が積まれている。どうやって中に入れるのか気になっていたが、ユニックのアームを旨く伸ばし、セットする位置の2m付近まで移動した。慣れたものだ。今回も階段を通して入る光と坪庭への視界を確保するために、「ささら」は100mm幅の稲妻形で踏み面を持たせるデザインとした。木造住宅で階段を鉄骨で設計した事例がこれまで6件ある。螺旋であったり、吹抜けの中に有ったりと空間との関係性で決まる事が多い。取り付けに暫く掛りそうな為、現場を離れる。
事務所にて明日打合せの計画案を作成する。スタッフのパースは昼過ぎに完成した。引き続き模型を作成してもらう。パースの色とアングル、ディテールを調整しレンダリングする。レンダリングし間違っているところや不足点が見えてくる。その都度修正しながら4案を作成。アトリエに戻り、引き続き明日の打合せに向けて図面を作成する。アトリエでの作業は薪ストーブのあるリビングへと数日前に移動した。時折炎や煙突の温度計に目を遣りながらの作業である。今日のストーブは調子がいい。
# by kawazoede | 2006-12-21 00:31 | 日記
計画案打合せ
12月19日
事務所にて計画案を検討する。昨日、スキップフロアの法的な解釈で民間申請期間に質疑した回答が、今朝電話であった。法的に説明が付きにくい事例は偶に発生する。その場合、お互い何かしらの根拠をこじつけて解決するしかない。今回もすっきりしない回答だった。以前であれば自治体1箇所のみでしか申請できず諦める所だが、この件については別の申請機関に聞くことも考えている。
別の案の検討を始める。夕方の打合せまでに、1案作成する。構造設計に大きく関わる部分があり、電話でM氏に問う。何とか考える事も出来ると言う返事だった。
ここ1週間で事務所には各社のカレンダー等が多数届く。去年より多いのではないかと思う。やはり企業の景気は上向きか?とつい考えてしまう。
事務所の南側の道で数ヶ月前から道路工事をしている。厳密には道路の下の配管工事である。慣れてしまったが、騒音は気になるものである。突堤に近く、この近辺は満潮時に台風が来ると1階が冠水する事があるらしい。今行われている工事は、潮位が上がった際、海水を配管で別の場所に排水させる物で、完成すれば冠水の心配は無いと言う。行政サイドとしては川にしても海にしても、治水は防災上重要度が高い事業と言う事と思う。
計画案打合せ_e0097130_7372667.jpg夕方、灘区の計画案の建築主御夫妻が来所される。計画案の打合せを行う。計画案平面図、断面図、模型を御説明する。数点、迷われている所がある。これから数十年住み続けられる建築であれば当然の事と思う。それでも大きい方向性と問題点は見えてきた気がする。
夕食を取り、磯上付近のSBCでラテを購入。何処で買っても安定した品質が得られる店舗は有り難い。
# by kawazoede | 2006-12-20 07:37 | 日記
合板の流通不足?
12月18日
朝、高床の家現場へ。今日は天気予報が早まって朝から晴れている。屋根の仕舞いがまだの現場があると、毎日天気が気になって日に数回予報を見ることがある。現場では野地板の取付が終っていた。今日、ルーフィングが取付けられると聞き、一安心する。今週の工事の段取りを聞く。構造用合板が不足していると言う話を何処の現場でも良く聞く。ロシアからの針葉樹の輸入が減った、中国や中東へ木材が流れている、投資の対象となって在庫を溜めて流通量が減っている、その他色々な噂は耳にするが、合板が無い事は確かなようだ。棟梁の手伝いで来られている大工さんの名前を以前聞いて、変わった苗字と記憶していた。数代前の先祖が一族で、四国から移ってこられたとの事だった。五百蔵(いおろい)さんと言われる。
事務所へ移動。
事務所にて計画案のプレゼン用図面を作成。スタッフは模型を作成している。午前中に完成した。昼、確認申請の事前相談で民間申請機関へ。席に着くと透かさずお茶が出てくる。スキップフロアは法的な解釈が難しくなる事がある。構造的にも水平剛性が取り難いが、以前設計した上荘町の家での実績がある。空間の連続性を垂直面に広げる事が出来る。
事務所に戻り、計画案の法チェックとプレゼン用に図面をまとめて行く。
アトリエに戻り別のプロジェクトの計画案を作成する。
# by kawazoede | 2006-12-18 23:55 | 日記
建築相談会出席
12月17日
アトリエの敷地の隅に笹が自生している。工事に入る前から自生していた物で、笹の生命力の強さを知っていた為、基礎工事の際に全て抜いて貰った。それでも根絶やしには出来ない物で、暫くして葉が出て徐々に勢力を広げつつある。薬品を使う事を躊躇っているが、シラカシやモミジの根元に近づく前に何とかしなければならない。
朝、通常の時間に事務所に向かう。今日は某建築相談会へ出席の予定としている。事務所で準備をし、徒歩で移動する。事務所は三宮の駅から南に延びる大通りの突き当たり付近にある。「日本で一番短い国道」という看板まで付いた道を通り陸橋を上る付近から、何時もより塵が目立つ。昨晩の賑わいの為と思うが、今の世相では、あれだけ人が集まるのだからと諦めるか、モラルに欠けると嘆くしか仕方がない。
モバイルを持ち込んで図面を描く。
昼過ぎから雨が降り出し、夕方には本降りになる。混雑を避けて街を抜けようとしたが、渋滞に掛かってしまう。アトリエに戻る。
計画案を検討する。市街地での計画は、建築基準法のギリギリまで考えを広げる為、常に関連法規をチェックしながらのデザインとなる。
少し前のTVで偶々チャンネルを替えた際に聞こえたあるコメンテーターの一言が耳に残っている。「今、日本で起きている問題は世界で起きている問題でもある。率先して解決しようではないか」と言った内容だった。極論として、現代社会の方向性は「宗教や地域性のしがらみを守り続ける」、「新しさ、便利、豊かさ等を求める」に2分することが出来る。多くは後者でありその新しい局面のあらゆる集約が日本で起きている事も理解できる。その局面を見る目はつい傍観者となっている気がする。
# by kawazoede | 2006-12-17 23:06 | 日記
明石→加古川→事務所
12月16日
アトリエで仕事をスタートする。10時前に明石へ出発する。竣工して1年経つ太寺の家へ。何気なく車を出したが、どのルートを通るのか直に思い出せない。一旦車を止め、目的地からアトリエまでの道を逆にイメージし、ルートを思い出してスタートする。お子さんが3人で、男の子はやんちゃなイメージが有ったが、室内は綺麗にお住まいだった。それでもスケルトンの階段や踊り場からジャンプしたり、ロフトの梯子から落ちたりとそれなりにハードに使われている様だ。点検箇所としては玄関建具で鍵が掛かりにくい時があると言う点のみで、特に問題はないとの事だった。
加古川へ移動。平岡町の家の定例会議に向かう。途中の駅でスタッフを拾う。現場ではサッシと外壁の合板の取り付け中。建築主と浴室、家具について打合せしその後、施工状況を見て頂いた。サッシが入り空間がよりリアルな物になられたようだった。
事務所に移動する。計画案を検討する。スタッフは現場で打合せした内容を図面化し、現場への指示書を作成して貰う。
アトリエに戻る。今日はルミナリエ最後の土曜日で、何時に無く渋滞している。
アトリエにてZigzagと姫路の町屋の竣工写真をHPにUPする。
# by kawazoede | 2006-12-17 08:00 | 日記
光陰矢のごとし
12月15日
事務所への道で、深い霧が出ている。霧が深いエリアは何時も決まっている。視界が50m程も無く、通学の自転車に気をつけながら車を走らせる。生まれ育った長崎では殆ど見ることが無かった為、関西に来て間もない頃は面白さと驚きを感じていた。
事務所にてスタッフと計画案について打合せする。更に検討事項を指示する。
写真のスキャンをまとめて行う。400dpi程度の解像度でデータ化している。色の補正は若干必要だが、少し手を入れるとバランスが狂って更に手を入れていると段々違う物に成ってしまうこともある。色の調整は何時も気を遣う。一般的に竣工写真はネット上で見られることが多くなってきている。データを加工しようと思えば、幾らでも出来そうだがトリミング程度で留めている。
昨日作成した年賀状のプリントを依頼する。
午後、申請の事前協議で民間検査機関へ。事務所に戻り、引き続き計画案を検討する。
戦後の巨匠建築家の名建築が撤去され始めていると言う話から、100年後に建築は如何に語られるのだろうかと考えさせられた。今、建築の歴史として語られる対象は、先史時代のものを除き、基本は現存している物がベースである。中には止む無く消え去り後世に語られることの無い名建築も多く在るはずである。今、建築の寿命は商業ベースでコントロールされ、徐々に短くなってきている。建築が消費の対象になってしまった。建築が消費されてしまった後に残る物は、連綿と繋がっていく進化又は変化のDNAと、画像だけではないだろうか?恐らく近代以後の建築を歴史として語ることは無くなっていく、が今の所の結論である。今、成すべき建築デザインとして、100年後に残る廃墟ではない建築を作り上げる事も一つの回答かもしれないと思う。
夜、建築士の某会合へ。この会の繋がりで得られる情報や、付き合いは有りがたく思っている。1年前のこの会で合った人も居たが、つい最近の記憶で1年経つのが早い。東公園付近は21時過ぎでも人出が多かった。
# by kawazoede | 2006-12-16 08:28 | 日記
見積り依頼
12月14日
朝、アトリエで荒井の家の見積依頼を施工会社1社に行った。今日はこの後3社に依頼する予定である。高床の家の現場へ。野地板を施工中だった。2階屋根には養生のブルーシートが掛けられている。若干気になる点を打合せし、事務所に移動。
昨日やり残したプレゼン用図面を仕上げる。完了し何とか今日の便に載せることが出来た。
午後、見積依頼の別の会社が来所する。一通り説明し完了後、計画案を検討する。幾つかの案が出来つつあるが、もう少し詰める必要がある。
高砂へ移動。見積依頼の件で打合せする。明石に移動。通常は事務所に受け取りに来て頂いているが、移動の都合で持参する事にした。最後の会社に見積依頼する。引き続き、平岡町の家の納まりについて、施工担当者I氏、棟梁T氏と打合せを行う。この組み合わせで過去に2件の住宅を竣工している。話をしていても安心感?を覚える。
アトリエに戻る。今日も車で結構な距離を走ってしまう。
昨日、竣工写真が揃い、スキャンデータで年賀状を作成する。印刷に出すほどの枚数ではないが、手持ちのプリンターでは多すぎる。一昨年からカラーコピーに出している。官製葉書でない私製の場合、表に「郵便はがき」、または「post card」と言う表記が何処かに必要となる、と言う事を一昨年まで知らず、それまで相当の枚数出したが何とか届けて頂いた様である。年賀状は時間の合間を見て少しずつデザインの検討をしていた事もあり、データは作成できた。引き続き計画案を検討する。少し考え方を変えて、1案出来上がる。
# by kawazoede | 2006-12-15 02:28 | 日記
unbuilt project
12月13日
朝、高床の家の現場へ。曇りで雨は降っていない。ブルーシートを外し、2階屋根の野地板の取り付けが終ろうとしていた。1階屋根の垂木取付けは完了している。雨が降って作業が旨く進まないようだった。養生をお願いし、現場を後にする。
事務所へ移動。明後日提出締め切りの提案競技書を作成する。出来上がった所でプロッタ出力するが、印刷内容が0.5mmほどダブって印刷される。これまでトレペに印刷して気にならないレベルだったが、白いケント紙ではぼやけて見える。メーカーに電話し、インクのポイント位置の修正し何とかプリントできた。
unbuilt project_e0097130_06030.jpg先月、提出したアイディアコンペは不採用に終った。2次審査に移行した旨のメールが主催者から届いていた。提出案のコンセプトは「都市の中に自然に出来てしまう自転車の集まりを”NEST”と捉える、自転車にも使われる金属のパイプをメタファとして用いてデザインし、自転車を止めても1つの塊として見える事、見られる角度で全く異なる形を表し、都市景観にアクセントを加えるファクター」である。残念だが次のチャンスに頑張りたいと思う。unbuilt project_e0097130_075721.jpg
夕方、カメラマンのT氏が来所する。姫路の町屋とZigzagの竣工写真を持ってきてくれた。2つのプロジェクトとも丁寧に撮影してくれている。スカイマスター故障で大変だったと言う俯瞰写真も感謝である。全くデザインコンセプトの違う2つのプロジェクトの写真を、何時もの如く何度も見直す。
アトリエへ戻り写真の整理とデータ出力。
# by kawazoede | 2006-12-14 00:09 | 日記
鉄工所
12月12日
朝、高床の家へ。2階の屋根の野地板の一部が貼られている。雨が降り出しているためシートによる養生を依頼している。出来るだけ雨が掛からないほうが望ましいが、現実的には仮設の大屋根を掛ける訳ではない為、工事中、少なからず材木や合板は雨に打たれる。
事務所に向かう。到着後、昨日に引き続き実施図の再チェックを行う。
午後、平岡町の家の鉄骨階段の打合せで、神戸市西区の鉄工所に向かう。床に書かれた原寸図を見ながら納まりを確認していく。蹴上板が無いスケルトンで鉄骨の仕上がりがそのまま意匠となる。施工側の意見も若干取り入れる。細かく見させてもらった。製作に入って貰う事になりそうだ。鉄と言う素材がもつ硬さ、力強さのイメージも合わせて鉄工所は何処も荒々しく、また古びた独特の雰囲気を持っている。鉄工所訪問の折は何時もその雰囲気を興味深く見ている。
事務所に戻る。計画案の検討。その後、別のプロジェクトのプレゼン図を作成。
夜、知人建築士と会食。事務所の忘年会も兼ねさせて貰った。Y氏設計の店舗で工事中に一度見せていただいた。自分の設計した店舗で食事をする、と言う状況が今のところ無い為羨ましい限りである。料理は今まで食べた事が無い物で、紅白鍋と言う物だった。美味しく頂く。そのまま移動し、磯上付近のカフェへ。ここは、別の場所から最近移った。以前の場所と、近い雰囲気を出していはいるが、以前の倉庫を改装した荒いイメージは無い。楽しく夜は更けていく。
# by kawazoede | 2006-12-13 08:09 | 日記
ソファテーブル発注
12月11日
事務所にて実施設計図のチェックを行う。先日の打合せで、若干の変更事項が出ている。あわせて図面の整合性や体裁を整える様見ている。午前中、先日のソファテーブルの見積がファックスで届く。思っていた額よりやや高かったが想定の範囲で、建築主に相談する。
実施図チェックは昼過ぎに完了し、民間申請機関へ別のプロジェクトの書類を提出に向かう。東公園はルミナリエの露店の準備中で裏方の作業が眼に入る。ルミナリエの期間、イルミネーション+露店で東公園の雰囲気は一変している。賑やかで良いのだが、神社の境内で祭りとして行われる時の露店の雰囲気と違い、ルミナリエとのマッチングに違和感を感じるのは自分だけだろうか?
書類を提出後、知人Y氏のスケッチ展へ。雪と夕日の鄙びた情景が印象的だった。よく見ると値札が付いている。Y氏に何時も別の一面を強く感じていたため知らなかったが、画家としても活躍されているようだ。
事務所に戻り、実施設計図の最終確認でプロジェクトの議事録を見直す。5月から11月までの6ヶ月間の議事内容は、相当な量になる。記入漏れや間違いを更にチェックし訂正をスタッフに指示する。
夕方、今朝送ってきたソファテーブルの見積について、建築主より進めて欲しいとのお電話を頂く。直ぐに工房に発注する。来年1月末頃の完成予定。楽しみに待ちたい。
灘区の計画案について、クライアントから前回打ち合わせについての要望書が届いている。目を通し、検討を始める。
アトリエに戻る。途中の道からZigzagの明かりが見える。新しい生活は順調だろうか?
アトリエにて、プレゼン用図面を作成する。金曜日までに郵送しなくてはならない。
# by kawazoede | 2006-12-12 00:00 | 家具
高床の家上棟

12月10日
朝、やや早めに起床。曇り空で辺りは暗い。
西脇の高床の家へ。今日は建て方が行われる。現地に着くとメンバーは揃っていた。天気も雲の切れ間から日差しが降りて問題ない。建築主からご挨拶があり、早速取り掛かってもらう。床の構造用合板は昨日までに施工出来なかったようだ。仮敷きして柱を建てて行く。直ぐに御近所から上棟のお祝いを持って、建築主の元に数名来られた。ほぼ途切れないタイミングで次の来客、そして次と11時ごろまで現場にいる間、切れ目無く人が来る。後で聞くと、この集落の殆どの世帯が来られた様でその数に驚かされた。その度に建築主に斜めになった基礎や、高い床について同じ質問を投げかけられたとの事で、近隣から興味深く見られている事が分かった。地域の繋がりを強く感じ、また建築主の人柄を伺う事が出来る。市街化調整区域で世帯の条件が法的に定められ、コミュニティが乱れていないと言う事と思う。個人的には地域のコミュニティの崩壊が、地域文化の希薄化、モラルの低下という現代社会の一面を作り出していると考えている。都市部にこのようなコミュニティを形成することは難しいが、ソフト面で何らかの参考にならないだろうか?
昼、明石に移動。森田の家の建築主御自宅へ。竣工して丸2年経つ。設計中に誕生した男の子も良く喋る様になった。事前に物干しのスペースの事で御相談を受け、今回お伺いした。お話を聞きながら幾つかのパターンを御説明する。費用面その他から、現実性のある案を後日検討される事となった。
高床の家上棟_e0097130_21175365.jpg一旦アトリエに戻りパートナーと一緒に高床の家へ。15時過ぎに到着すると、2階小屋梁をセット中だった。南側壁は上部で南に10度傾いている。そこに繋がる梁の取り付けに手間が掛かっている。出来れば今日の建て方で野地板までと思っていたが、母屋の取付で辺りは暗くなってきた。日が暮れだすと周りに建物の少ない現場では風が冷たく寒い。後で2階まで上がったが更に風は強い。若い棟梁T氏に頑張って貰わなければならない。
アトリエに戻り、実施図のチェックを行いう。
# by kawazoede | 2006-12-10 21:18 | 日記
ペレットストーブ
12月9日
朝、姫路I邸の現場へ。既に施工会社の担当者3人は到着されていた。撤去予定の既存住宅、門を確認していく。解体後、整地しレベル、新築住宅の位置出しを確認する事となった。
事務所に移動。今日はルミナリエの最初の土曜日で、元町付近から道がすでに混みだしている。事務所でスタッフと模型の打合せを行い、午後、菅家克子さんの建築セミナーへ。
30年近くにわたる住宅設計のスライドを見せて頂く。それぞれの時代で拘られたポイントの違いが理解できる内容だった。その後、ペレットストーブについての説明を聞く。ペレットという木質残材を固めて作られた長さ1~2cm、直径1cm程度の固形燃料を燃やすストーブで、薪ストーブとも異なる。薪ストーブとの主な違いは、温度管理と着火がスイッチで出来る、燃焼率が高く灰が少ない、煙突からの煙が少ない等で、全体に扱い易そうだった。ただ、問題のペレットが今のところ十分に普及しておらず、薪ストーブに使う薪が樹種を間違わなければ何処にでもある材料である点や、薪その物が燃える雰囲気は独特である点は、薪ストーブを選ぶ理由になりそうである。
事務所に戻る途中の道は警察、警備会社、一般客で混雑している。ルミナリエ点灯にはまだ時間がある。。午前中も、ルミナリエを見る為と思われる団体の観光客を何組も見た。皆何処で時間をつぶすのだろうか?
夜、地域の某会合に出席。今日もアルコールは辞退させて貰った。
# by kawazoede | 2006-12-10 07:20 | 日記
見積打合せ
12月8日
高床の家の現場へ。土台の取付けは昨日から行われている。現場では2人の大工さんが作業をしていた。雨を気にしていたが、ブルーシートで覆ってくれていた様だった。土台のセットはまだ半分ほどで、天気が問題なければ1階床の構造用合板も張るとの事だった。1階の床高さが地盤面から1.25mあり、周りに建物も少ない開けた場所で、当面壁の無い状態では冬場の風は応えるかもしれない。
事務所に移動する。スタッフと簡単に打合せする。今、計画案の模型を数案作成中。
昨日、姫路の町屋の建築主より、ご提案したソファテーブルについて進めて欲しいとのご伝言を頂いている。見積用の図面を整理し、家具の工房へファックスする。小さなサイズで幾らになるか気になるところだ。
昼から、荒井の家の確認申請書を提出に向かう。今回も民間へ出す事とした。
夕方、平岡町の家の現場へ。鉄骨階段の詳細について打合せを行う。施工図を提出頂いたが、設計図を読みきれていない様だ。更に詳しい図面を要求したが、原寸図で確認する事とした。その他、大工工事の納まりに付いて打合せを行う。
高砂へ移動。荒井の家の見積り打合せを行う。実施設計図を先に送り、施工者に見て貰っていた。細かい点に質疑があり、時間が掛かる。思うような施工プロセスへスムーズに移行しない。建築設計はデザインし図面を描くだけが仕事ではない。最終的に具体的な建築を作り上げるプロデュサーでもある。1人では成し得ない。建築は多種多様な業種や人の力の総合体として成り立つため、建築をまとめていく設計者として色々な反応を受けることがある。残念ながら前向きな反応ばかりではなく、偶に悩まされる。それ故、「こうすれば旨く行く」と提案された時は有り難く思っている。
# by kawazoede | 2006-12-09 00:11 | 日記
Zigzag→事務所→姫路
12月7日
今日、Zigzagの建築主は引越しを予定されている。空調機は別途、量販店で購入された。工事から外したが取付け、スリーブ、配管の位置などを構造的・意匠的・ディテール的な観点から施工者と打合せを行う。出来上がった表札も持参し、位置を建築主に確認してもらい取付けた。厚さ3mmのステンレスプレートにエッチングし、シルク印刷した物で、今回は両面テープで付けることとした。電話の引き込みも同時に行われている。電気メーターの入っている盤の中に保安器を納めるつもりだったが、外部に露出で取付けられていた。協議し、やり直してもらった。設計の意図は末端まではなかなか伝えにくい。
事務所にて、計画案の図面を作成する。プリントまで完了し、スタッフの作成した確認申請書をチェック。姫路での打合せに向けて、時間に余裕を見て事務所を出る。雨の夕方はやはり渋滞だった。余裕の時間は丁度使い切って到着した。
クライアント御自宅にて計画案の打合せを行う。御用意した3案について光の入り方、空間の広がりなどプランを説明していく。その他外観などについて御要望をお伺いし、2週間後次回打合せを行う事とした。
アトリエへの帰路、Zigzag建築主と電話でお話しする。無事引越しは完了されたようだ。きっと暫くは荷物の整理が大変かと思うが、新しい生活環境に馴染まれる事を祈っている。自己の経験を思い出すと、引っ越して3日目位から新しい空間に違和感を感じなくなった。
アトリエに戻り、今日の議事の整理。
# by kawazoede | 2006-12-07 23:53 | 日記
薪ストーブ
12月6日
事務所にて、昨日訂正した実施設計図をプリントする。完了後、コピー会社に電話し、青焼きと製本を依頼する。
午後から計画案を検討する。外観が決まらず苦戦する。一旦提出用にプランをまとめていく。
薪ストーブ_e0097130_0471148.jpgアトリエに戻るとパートナーが薪ストーブを付けてくれていた。今年はこれまでの所比較的暖かく、今シーズンの初着火となった。アトリエに薪ストーブを採用したポイントは大きく2点ある。火の灯った薪ストーブの作り出す雰囲気と、化石燃料を使わない暖房器具であることである。炎に対する感覚は人それぞれと思うが、人間の本能としてDNAに組み込まれているように思う。化石燃料を燃焼するとは、大昔に地中に封じ込められた炭素を大気に放出する事に対し、薪を燃焼するとは数十年前に既に地上にあった炭素を大気に放出するという違いがある。化石燃料を使い切ればCO2の発生は激減するが、それまで人が住める環境として地球が待ってくれるかが問題となってくる。薪ストーブの短所としては手がかかる事である。薪を調達し、乾燥させ、火が旨く付くまで調整し、温度を管理し、灰を掃除する。
NASAが2024年までに月面基地を建設する構想がニュースに上がっている。将来的には殖民も計画にあるようだ。そのちょっと前のニュースで、スティーヴン・ホーキング博士の人類存続のための惑星移住の話を見たところだった。種族、民族での新しい土地を開拓して移住するフロンティアスピリットは太古からある。その結果文明の発達も、環境破壊も同時に進行する。ただ過去のそれと違う点は、新天地に描くユートピアのイメージが全く違うと言う事だろうか。そうなると、建築家は必要なくなってしまうか、新しい環境で新しい建築が生まれるのか等、詰らない事を考えてしまう
# by kawazoede | 2006-12-07 00:47 | 日記